× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
![]() |
|
![]() |
「何?闇の一党の一人を倒した!?それは本当か?」 「ああ。本当だよ。あっちの小屋に死体が転がってる。」 「・・・どうやら本当らしいな。これは前代未聞だぞ。お前はすぐにでもドラゴンブリッジにいるマロ指揮官にこの事を報告してくれないか?礼金はたんまりと出るだろう。」 「喜んで!」 「吉報だ。長年奴らを追っていたが、これほどの報告を受けたことは無い。」 「それは何よりです。」 「どうだ?もう一働きしてみる気はないか?報酬は30倍だ。」 「やります!」 マロ指揮官が極秘裏に掴んだ情報を教えてくれた。 闇の一党のアジトに入る為の暗号だ。 (そこまで掴んでいるなら、さっさとアジトを強襲しても良かったのでは??) ・・・と、思わないでもなかったが、報酬の為に依頼人の機嫌を損ねかねない発言は控えることにした。 天誅! 天誅!天誅! 天天天天天天天天天天天天天天天天天天天天天天天天天天天天天 誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅誅 はっはっはっはっはー!! 暗殺者集団『闇の一党』ここに壊滅せりーーー!! 「今日は何と言う最良の日だ!お前のおかげでスカイリム中の民が枕を高くして眠ることができる。ありがとう。本当に良くやってくれた。ありがとう。」 「それより・・・。」 「ああ、分かってる。好きなだけ持ってってくれ。」 「ひゃっほーい!」 マロ指揮官が用意してくれた莫大な報酬は、俺と先輩がしばらく遊んで暮らせるほどだった。 当分の間は冒険を止めてゆっくり過ごすかな・・・。 <第2部 完?> |
![]() |
俺を見下ろす者が言った。 「あなたは大きな過ちを犯したの。」 「過ち?」 「そう。あなたはリフテンで殺しをしたわね?見事な手際だわ。」 「誤解してるようだけど、あれは俺がやったんじゃない!」 「言い逃れしようとしても無駄よ。今、あなたが生き延びる為にはたった一つの方法しかない。」 「は?いきなり何言ってんの?」 「まだ分からないの?あなたは闇の一党の仕事を横取りしたのよ。孤児院での殺しは本当は闇の一党が行うはずだった。」 「だから殺してないって!」 「・・ふふ。今更慌てたって駄目よ。あちらを御覧なさい。」 指差すほうに、皮袋を被せられた者達がいた。 「この小屋を生きて出たければ、誰かを1人殺さなければいけないの。ふふ・・・さあ、誰を選ぶ?」 「・・・・。」 「ふふ。さあ、どうしたの?早く決めなさい。」 「決まったよ。」 「ふふ。さあ、誰を選んだのかしら?」 「お前がくたばれ!」 そう言って、俺は火球を闇の一党を名乗るものに放り投げた! 「きゃああああああーーーーー!!!」 「うわ。こいつ結構若いじゃん。」 動かなくなった闇の一党の仮面を剥ぐと、中からかなりの美女の素顔が現れた。 スタイルも抜群。さぞや男性にもモテただろう。 なんとか小屋を脱出すると、先輩がやってくるのとほぼ同時だった。 「心配したわよ。急に姿が見えなくなったから。随分と探したわ。」 「怖かったよ~先輩。」 |
![]() |