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【2024/04/25 22:29 】 |
039 彼の者達とともに…2

俺を見下ろす者が言った。
「あなたは大きな過ちを犯したの。」
「過ち?」
「そう。あなたはリフテンで殺しをしたわね?見事な手際だわ。」
「誤解してるようだけど、あれは俺がやったんじゃない!」
「言い逃れしようとしても無駄よ。今、あなたが生き延びる為にはたった一つの方法しかない。」
「は?いきなり何言ってんの?」
「まだ分からないの?あなたは闇の一党の仕事を横取りしたのよ。孤児院での殺しは本当は闇の一党が行うはずだった。」
「だから殺してないって!」
「・・ふふ。今更慌てたって駄目よ。あちらを御覧なさい。」

指差すほうに、皮袋を被せられた者達がいた。


「この小屋を生きて出たければ、誰かを1人殺さなければいけないの。ふふ・・・さあ、誰を選ぶ?」
「・・・・。」
「ふふ。さあ、どうしたの?早く決めなさい。」
「決まったよ。」
「ふふ。さあ、誰を選んだのかしら?」
「お前がくたばれ!」

そう言って、俺は火球を闇の一党を名乗るものに放り投げた!

「きゃああああああーーーーー!!!」


「うわ。こいつ結構若いじゃん。」

動かなくなった闇の一党の仮面を剥ぐと、中からかなりの美女の素顔が現れた。
スタイルも抜群。さぞや男性にもモテただろう。


なんとか小屋を脱出すると、先輩がやってくるのとほぼ同時だった。
「心配したわよ。急に姿が見えなくなったから。随分と探したわ。」
「怖かったよ~先輩。」

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【2013/02/15 23:28 】 | 伝承の旅 | 有り難いご意見(0)
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