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俺を見下ろす者が言った。 「あなたは大きな過ちを犯したの。」 「過ち?」 「そう。あなたはリフテンで殺しをしたわね?見事な手際だわ。」 「誤解してるようだけど、あれは俺がやったんじゃない!」 「言い逃れしようとしても無駄よ。今、あなたが生き延びる為にはたった一つの方法しかない。」 「は?いきなり何言ってんの?」 「まだ分からないの?あなたは闇の一党の仕事を横取りしたのよ。孤児院での殺しは本当は闇の一党が行うはずだった。」 「だから殺してないって!」 「・・ふふ。今更慌てたって駄目よ。あちらを御覧なさい。」 指差すほうに、皮袋を被せられた者達がいた。 「この小屋を生きて出たければ、誰かを1人殺さなければいけないの。ふふ・・・さあ、誰を選ぶ?」 「・・・・。」 「ふふ。さあ、どうしたの?早く決めなさい。」 「決まったよ。」 「ふふ。さあ、誰を選んだのかしら?」 「お前がくたばれ!」 そう言って、俺は火球を闇の一党を名乗るものに放り投げた! 「きゃああああああーーーーー!!!」 「うわ。こいつ結構若いじゃん。」 動かなくなった闇の一党の仮面を剥ぐと、中からかなりの美女の素顔が現れた。 スタイルも抜群。さぞや男性にもモテただろう。 なんとか小屋を脱出すると、先輩がやってくるのとほぼ同時だった。 「心配したわよ。急に姿が見えなくなったから。随分と探したわ。」 「怖かったよ~先輩。」 PR |
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