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212 ドラゴンスレイヤー


「まずは我らと一緒に叫べ!『晴天の空』のシャウトは知ってるだろう。」
「ああ。・・ってか仕切るなよ!」

拙僧たちがシャウトをする度に、霧が晴れて、すぐさまアルドゥインが霧を復活させる・・の繰り返しが続いた。
しかし、ややへこたれそうになった何度目かに、とうとう霧は完全に晴れて戻らなくなった。

「アルドゥインが弱ってきておる証拠じゃ。」



現れたな!アルドゥイン!そろそろ決着を付けるときだな!!



オラオラオラオラぁ!!
最終決戦を存分に楽しもうぜえええ!




ぐぎゃああああああーーー!

え?



ぎゃあああああああーーーー!

ええ?まさか、断末魔ってやつ?



嘘、嘘、もう終わり?



まじかよー!大して戦ってねーのに!
期待を、拙僧の純情を返せえ!



あーあ、ラスボスが消滅していく・・・。





ばいばい。

・・あれ?いつものドラゴンのように、魂を吸収しねえな。
ま、いーか。あんまり吸い取りたくもねーし。



うおお。
アルドゥインを倒したら、夢みたいに綺麗な世界になったぞ。



「ありがとよ。ドラゴンボーン!」
「ウルフリック!」
「お前はスカイリムに平和を齎してくれた。」
「だが、拙僧は・・お前を・・。」
「後のことは生きている者に任せるさ。きっと良い世の中にしてくれる。そうだろう?」
「・・・ああ。」



「お前には世話になったな。現世もソブンガルデもお前に救われた。」
「あまり大したことはしてねーさ。(本当に。)」
「お礼に、特別なシャウトを授けよう。いつ、いかなる時もお前が呼ぶ時、英雄達がその叫びに応えて現れるだろう。」
「まじか!」

すげえ。古代の英雄を自由自在に召還することができるぞ。
昔語りの真実も本人達から聞けるし。秘術や真理も学べるし。

こりゃあ、まだまだ冒険者を辞める訳にはいかねーなー!うひょ~!




スカイリムに戻った拙僧を見知ったドラゴンたちが迎えてくれた。
今や、パーサーナックスとオダハヴィーングは、親友にして従順な拙僧の下僕だ。

彼らによれば、その他の大半のドラゴンはアルドゥインの抑圧から解放されたことを喜んでいるらしい。
だが、不満に思うものも少なからずいるそうだ。

「まだまだスカイリムは荒れるぜ。アルドゥインという大物がいなくなって、統制の利かなくなった小物共がうじゃうじゃと暴れ始めるだろう。お前は余計に混乱の種を蒔いただけかもしれん。」
「・・かと言って、止まる訳にはいかないさ。前進するのみだ。」


そう、拙僧の戦いは今後も続く。
だが、今は・・・



「ただいま。」
「お帰りなさい、あなた。ごはんにする?お風呂にする?それとも・・・?」

今は・・・まずは、訪れた平和を妻と共に分かち合いたい。


冒険の続きはその後だ。

<完?>
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【2012/08/19 10:42 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
211 ソブンガルデ


「爺さん、爺さんじゃねえか!」
「おう、エダジマ。お主も死んだのか。後継にふさわしいと思っていたのに、惜しいのう。」
「良く見ろよ。まだ生きてるって。」
「なんと!」

同胞団の先代導き手、コドラク・ホワイトメインがソブンガルデの四つ角に立っていた。

「ところで、最近有名人がホイホイこちらに来ておるんじゃ。ウルフリック・ストームクロークは知っとるの?その側近の石拳のガルマルとやらと共に近くにおるわ。会うか?」
「いや、今は遠慮しとく。」

二人は拙僧自身で手を下したようなものだ。向こうも、こちらに送りこんだ張本人と会っても気まずいだろうし。



「アルドゥインを知ってるだろ?深手を負わせたんだが、こっちに逃げ込んで死者の魂を喰らっているらしい。どうすればいいか、分かんねーかな?」
「この濃い霧の中では戦闘は難しいの。この霧は奴が生み出したものだから、奴には妨げにはなっておらんのじゃ。」
「じゃ、五分の条件ってわけじゃねーのな。」
「ああ。まずはこの霧を晴らす必要があるの。それに仲間も必要じゃ。」
「良い手でもあるのか?」
「この先に古の英雄達が集う『勇気の間』がある。そこへ行けば心強い味方が大勢いよう。」



伝承で聞いていたが、勇気の間に行く前に、門番の審査を通らねばならなかった。

ドラゴンボーンだから・・・同胞団の導き手だから・・・魔術師大学の校長だから・・・盗賊ギルドの頭だから・・・闇の一党の長だから・・・いくら御託を並べ立てても答えは一緒だった。

語るなら、拳で語れ!

・・・ヤレヤレ。



強い強いと聞いていたけど、斬撃2回で決着はついた。
う~む、この剣に施したのは反則級の付呪なのか・・・やっぱり?

「お前の言葉の正しさは伝わった。通るが良い。」
「どーも。」



デカイ・・一体、どんな獣の骨で作った橋?

『試しにここ飛び降りたらどうなるんだろう?』
『霊体化したら大丈夫だよね~。』
『・・とか考えて、飛び降りた挙句、あっさりと死者としてソブンガルデにやってくることが出来た。』

そーんな不吉な妄想をしてみたりもしました。



ゴクリ・・いよいよ英雄達とのご対面か。



おお、来たか!アルドゥインを追い詰めし者!



「お前は、ここの誰よりも英雄と呼ばれるにふさわしい。」
「そういうあんたは?」
「失礼、自己紹介がまだだったな。イスグラモルだ。お見知りおきを。」
「イ・・イ・・・イスグラモルぅ!こ、こちらこそよろしく!」

驚くまいと決めていたが、いきなり同胞団の創始者と出会って、声が上擦ってしまった。



「ああ!あんたは声の道の創始者のユルゲン・ウィンドコーラー!」
「やあ。君もシャウトを学んだんだね。私の後継者は順調に育っているかい?」
「ええ。どいつもこいつも偏屈で人が近寄りがたい、変な性格になってますけど。」
「それは・・なんというか・・。ははは。」



「今の時代のドラゴンボーン!アルドゥインと戦うなら私達を連れて行きなさい!」
「ああ!あんた等は奴を今の時代に送り込んだ・・!」
「な、なんのことだかさっぱりね。」
「あ、ああ、本当だ。私達はもう少しのところで奴に逃げられたんだ。」
「あの悔しさを忘れたことは一日たりとてない・・頼む我々を仲間にしてくれ。」

こいつら・・拙僧がタイムスリップして現場を見てたこと知らねーな。
ま、いいか。仲間は多いほうが良いし。



「そうと決まればGO!」
「いけいけいけいけーー!!!」
「今こそ決戦の時じゃああああ!!」


「お、おい待て。お前らが仕切るな!ってかもうちっと募兵してからでもいーじゃねーか!おい、待てって!」
【2012/08/19 09:59 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
210 世界を喰らう者の巣


「拙僧に考えがあるんだ。頼むよ。」
「ま、元々あんたの為の作戦だし。あんたがそう言うなら、良いんすけど。どーなっても知りませんよ。」
「わーってるって。」



「おい、ドラゴン。お前は一度拙僧に捕らえられて、その後解放された。意味、分かるよな?」
「ふん。小癪な話だが、お前と真っ向勝負を望んだ我が馬鹿だったわけだ。ま、お主の戦略勝ちという見方もあるか。」
「望み通り、戦ってやってもいいが?念のため言っておくが、拙僧はアルドゥインに勝ってるんだぜ。」
「そこが理解できんのだ。なぜ、あの方が人間風情に・・・。」
「ただの人間じゃねえ。ドラゴンボーンだよ。それより良いのか?同じ人間に二度も負けたとあっちゃ・・・」
「・・一度の敗北で十分だ。良かろう、何なりと願いを叶えてやろう。言ってみろ。」
「拙僧をアルドゥインの下へ連れて行け。」



「・・・背に乗れ。飛んで行ってやる。」



「物分りがいいな。良いのか?アルドゥインを裏切ることになるぜ。」
「裏切ったのは奴の方だ。絶対的強さを盾に、奴はドラゴン族の支配者として君臨していた。だが、一度敗北した以上、奴は無条件では支配者のままでいられぬ。」
「・・・もう一度拙僧と戦って、勝つ・・・必要があるか。」
「我はその再戦の舞台を整えるに過ぎん。」



「理由なんて、何でもいいさ!アルドゥインの下へ行けるんならな!」



「ふん。我の飛翔は荒いぞ。落ちてもしらんからな。」





アルドゥインは何と、ソブンガルデにいるらしい。
そこで死者の魂を喰らって、傷の回復を待つつもりのようだ。

生者が生きたまま死者の国へ行く方法は只一つ。
スカルダフンの転移門を通らねばならない。
そしてスカルダフンにはドラゴンしか行けないのだ。



「我はここまでだ。ここから先はお前一人で行け。」
「なんだよ、勝負を見届けるんじゃないのか?」
「ここから先は、いまだアルドゥインに忠誠を誓うものたちとの戦いになる。彼らと戦うのも奴との決戦の一部。どうして我がお前の手助けなぞできよう。」
「わーったよ。その代わり、帰り道はまた頼むな。」
「勝者となった暁には、喜んでお前に仕えよう。」



おうおう、ドラウグルにドラゴンがうじゃうじゃ出てきますなあ!



そうは言っても負けられないのよね~。



お次はドラゴン・プリーストかい。



・・・あんまりサクっと倒しすぎたんで、スクショ撮るの忘れてたよ。
さて、彼から取り戻した杖を紋章の上に突き刺して、と。



ほい、転移門の復活、と。



あーあー。とうとう来ちゃったよ、ソブンガルデ。
まさか死者の国にまで来る羽目になるとはなあ。



な~んか、空も禍々しいし。ヤダねぇ。
【2012/08/19 01:09 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
209 戦死者


「おう、久しぶりだな。ドラゴンボーンとして認められたか?」
「ああ、おかげさんで。ところで、ちょっとお願いあるんだけど。」
「おお、ホワイトランの救世主の頼みだ。何なりと叶えよう。」
「ありがてえ。じゃ、さ、ここにドラゴンを誘き出すからさ、捕らえてくんね?」

「ぶほーーほっほほ!」

「お、おい。いきなりむせて大丈夫かよ。」
「いきなり、何言ってんの?お前ってお馬鹿さんなの?そーだったの?」
「いや、無茶言ってるのは重々承知してるけどさ。」
「それは無茶ってレベルじゃねー!無理ってゆーの!!」
「さっき何でも願いを適えてくれるっていったじゃねーか!?」
「い、いや・・そーだったっけ?」
「まさか首長は嘘なんか付かねーよな?・・・よりにもよって恩人に!?」
「あああ!じゃあ、ドラゴンを誘き出す手段はあるのか?そっちをまずは詰めてこいよ。そしたら考える!」
「・・その言葉、忘れんなよ!」



「・・・って訳だ。」
「ほうほう。上手く交渉を纏めたようだな。」
「アレを交渉と言って良いならねえ。で、誘き出すにはどうしたらいいんだ?言っとくけど、あんた頼みなんだぜ。」
「簡単なことだ。名前を呼ぶんだ。」
「はあ?」
「もちろん竜語で言う必要はあるんだが。ドラゴンってのは元々高慢な連中ばかりだ。名前を呼ばれて、その挑戦を受けない奴はいない。相手がドラゴンボーンであれば、尚更な。」
「じゃー、誰かアルドゥインの側近の名前を呼んで、のこのこ出てきた所を捕まえりゃいいわけか。」
「その通りだ。ちょうどいい奴がいる。オダハヴィーングだ。奴は頑固でいじっぱりで、負けず嫌いと来ている。お前の呼びかけを無視することはあるまい。」



「よぉ、首長。誘き出す方法を掴んできたぜ。」
「ほお、で、どうやるんだ?」
「かくかくしかじか・・・。」



バルグリーフはようやく『ウン』と言ってくれた。
おお、ここが古代にもドラゴンを捕らえたことのある場所か。

じゃあ、行くぜ。

カモン!オダハヴィーング



呼んだか、コノヤロ~!




ほうほう。やはり血の気が多いやつが来たな。



はい♪鬼さん、こ~ちら。手ーのなる方へ!



ある程度、拙僧がドラゴンと遊んでいるうちに、ドラゴンは少しずつ奥へと引き込まれていった。

ガシャーン!

あるポイントで拙僧が目配せをすると、天井から急に降りてきて、ドラゴンの体を拘束した。

ハッハー!作戦成功だぜ~!



ハッハッハー!気持ちいいな、おい!



って、無邪気に喜んでる暇はなかったな。

「おい、すまん。拘束を解いてくれ。」
「は?何言ってんすか!?やっとの思いで捕まえたばかりですよ!」
【2012/08/19 00:21 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
208 アルドゥインの災い2


オラオラオラオラーー!
飛べねえドラゴンは、ただのドラゴンなんだよぉーー!


『ただのドラゴンでも十分強いわ!』とか言って、アルドゥインは必死に反撃してきたが、拙僧が切り刻むスピードの方が断然速い。

「これぐらいの炎なんて、へっちゃらどす~。」
「なめやがって!」




「ちきしょお。これまでか。」
「ふん、観念したか。」
「これほどまでに、人間が成長していたとは、な。」



さらばだっ!

くそっ。アルドゥインの奴、支配者気取りの癖して、恥も外聞も無く逃げ出しやがった。



「すまねえ。逃げられちまった。」
「仕方なかろう。歴史上、あそこまで追い詰めたのはお前が初めてだ。」
「どうすりゃいい?このままじゃ、奴は傷を癒したら、また襲ってくるぜ。」
「だが、奴の威信はズタボロだ。あいつの部下の中にも進退を考えるやつが出てこよう。あいつの部下を捕らえて、裏切らせよう。」
「倒すならともかく、捕らえるってどーすんだ?」
「ドラゴンズリーチへ行け!あそこは元々ドラゴンを捕獲しておく為の場所だ。」
「でも、ホワイトランの首長が『うん』と言わねーぜ、きっと。」
「そこはお前に任せる。」

アルドゥインの手下を呼び出す手段は、パーサーナックスに任せ、拙僧はドラゴンズリーチへと向かった。
【2012/08/15 21:42 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
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