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「止まれ!ここはオークの要塞だ。部外者は近寄ることを許さん!すぐに引き返せ!」 「ちょ、ちょっと待ってよ。俺たちは単なる旅行者っていうか、民俗学者と鍛冶屋の卵なんだ。何も良からぬ事なんて企んでないよ。」 「知ったことか。」 「どうすればオークの生態を研究させて・・・あ、いや、要塞に入ることを許してくれるんだい?」 「カイトくん・・・欲望が滲み出てるわよ。」 「・・・ふーむ。面白い奴らだな。いいだろう。オークは力を示したもの、勇気の証を見せたものに敬意を表す。お前達に試練を与えよう。成果を示せば、親族として迎え入れるだろう。」 「やった!・・・で、具体的には何を?」 「『鍛冶の巨匠の指を取って来い』かあ。一体どんな物なんでしょうね?」 ![]() 「アイテムに大した意味はないかもね。単に私達の勇気を確かめたいだけじゃないの。」 「ここアンシルヴァンドに来ることで、それが確認できるんですかねえ。」 「気を付けなさい。きっと何かあるに違いないわ。」 「脅かさないで下さいよ~。」 ![]() 入口を死霊術士が見張りをしていたが、難なく倒し、さっそく洞窟に入ってみた。 思っていたよりも結構深そうだ。 「レバーがありますよ。これを動かせば先に進めそうですね。」 ![]() 「ちょっと待って!最近ご無沙汰だったからってもう忘れたの!?上に並んだ石像が胡散臭くない?」 「あ、そう言えば・・・。蛇に海豚に鷲・・・どっかで見たような。どこだったかなあ。」 「んもう、入口の死霊術士が持ってた本に載ってたでしょ。」 ![]() 「あ、そうでしたそうでした。テヘヘ。」 「しっかりしてよ。」 先程入手した本『フョリとホルゲール』には動物達が次々と登場する。 もしかするとその順番通りに石像を動かせばいいのか? 「えっと、確か最初が蛇でしたね・・・。」 ![]() 本を確認しながら、石像を動かしていくと、上手く先に通じる道が開けた。 「やった!」 ![]() PR |
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先輩と共に闇の一党に関する手がかり探しをしているうちに、いつしか道に迷ってしまったようだ。 つい先刻まで雪の激しく降る大地にいたはずが、いつのまにか比較的温暖な地の川辺を歩いていた。 (突っ込まないで下さい。) とある小屋が見えたので、休憩させてもらおうと近くまで行ったところ、突然中から熊が飛び出してきた! 不意打ちを喰らって焦ったが、どうにか撃退することができた。 小屋内は見るも無残な様相を呈していた。 住人はどうやら食事中のところを襲われたらしい。 「本当にこんなもの、持ち出してきて良かったんですかねえ?」 「いいの!いいの!持ち主は死んじゃったんだし、有効活用してあげたほうが、宝にしても喜ぶってものよ。」 俺達は今、ソリチュードに馬車で向かっている。 先刻の小屋で、いつぞや見つけたのと同じような宝の地図を発見したのだった。 「スカイリム中を旅して、全土の風景が頭に入っている。」と豪語する先輩曰く、この地図の場所はソリチュード灯台らしい。とりあえず、闇の一党の手がかり探しは脇に置いといて、宝探しを急遽行うことにした俺達だった。 (ドーンスター付近を歩いていたはずが、いつのまにかウインドヘルムの方にまで行ってしまった先輩を信用するのもアレだが・・。) 「うわ・・・マジであったよ。」 「ね?私の記憶に間違いないでしょ?」 また一つ、先輩に頭が上がらなくなってしまった。 先輩の言うとおり、宝の地図に描かれた絵と、目の前の風景が完全に一致したのだ。 「ふふふ。これでしばらくは遊んで暮らせるわね~。」 「駄目ですよ。先輩は最近散財が激しいんだから。」 「んもう~・・カイトくんのいけず。」 |
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