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【2025/05/01 11:38 】 |
127 ホワイトランへの伝言


「ほう、テュリウス将軍からの伝令か。して、用向きは何だ?」
「将軍から書状を預かってきた。直接、首長に渡すよう言われている。」
「どれ、渡してもらおうか。」


ウルフリック率いるストームクロークがホワイトランを陥落させようと、まさに動き出さんとしている。帝国軍は兵を供出する。手を携え、ホワイトランを守ろうではないか。互いの為に。




「なるほど。戦争になるわけか。だが、私はその前にウルフリックに真意を問い質したい。伝令よ。このままウインドヘルムに行き、この斧をウルフリックに渡してくれ。」
「斧を?」
「ああ、そうだ。ノルドに古くから伝わる伝統だ。ノルドの男が男に斧を渡すとき、斧を受け取れば、まだ和平の余地ありということだ。逆に斧を返せば、戦うしかないという意思表示になる。」
「帝国兵である拙僧が行って、会ってくれると思うか?」
「ウルフリックはノルドの伝統は重んじるはずだ。会うだろう。」



「敵の根拠地に単身やってくるとは、勇敢な戦士だな。」
「バルグルーフからあんたはノルドの伝統を重んじる男だと聞いた。」
「それを知っていても、臆病な奴なら来れないさ。確かにお前は勇敢だよ。だが、愚かだ。お前もノルドなら、我々の側に付くべきだったのに。」
「お前の主義主張は通じんさ。拙僧は、ただ愛する女の涙を見たくないだけだ。」
「それもまた立派な理由ではあるか。よし、お前にはこの斧を持ち主に返してもらおう。」
「戦争・・というわけか。」
「ああ、俺にも引けない理由があるんでな。」



「そうか。ウルフリックは斧を返したか。よし、お前は帝国軍に復帰しろ。我々ホワイトランは帝国軍と連合を組み、ストームクロークとの戦いに臨む。帝国のシピウス駐留大使がいるから、彼に報告すると良い。」



「んあ?まだねみいんだよ、起こすなよ。戦いが始まるなら、寝室じゃなくて戦場に向かえよ。」


がっくし。。

敵(ウルフリック)も同志(バルグルーフ)も男として素晴らしい奴なのに、何故拙僧の上司(シピウス)はこんなアホなんだ
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【2012/06/16 18:45 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
126 尖った王冠2


リッケ小隊は縦列になって遺跡内を進んだ。



「敵だ!」



「ここは拙僧に任せろ!」



オラァ!



ん?敵兵が何か落したぞ。



何だ、この扉を開ける鍵か。
もう、これにも飽きたよ。



よっしゃ!王冠GETだぜえええい!



拙僧がリッケ特使の命で城に王冠を持ち帰ると、待っていたテュリウス将軍は大いに喜んだ。

「よくやってくれた。これでソリチュードのエリシフ女王を上級王にするための権威付けをしやすくなった。」
「彼女の為になったのなら、拙僧もうれしい。」
「ストームクロークの兵達をほぼ一人で一掃したらしいな。おかげでこっちの犠牲は皆無だったと聞いている。本当に素晴らしい!」



「お前の実力を見込んで、特命を与えたい。やる気はあるか?」
「ボーナス弾んでくれよ。」
「よし。」
【2012/06/16 11:00 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
125 尖った王冠1


「初任務よ。私の指揮下に入って!あるものを回収しに行くわよ。」

帝国軍への入隊早々、リッケ特使に呼ばれた拙僧は彼女の率いる小隊と共に探索任務に当たることになった。



探索場所は雪山にある遺跡。
ブツはスカイリム初代上級王の王冠だ。
由緒あるものだが、長いこと所在は不明になっているらしく、実在するかどうかも疑わしいとか。
しかし最近になって、ストームクロークがこの遺跡にあるとの情報を掴んだらしく、これから兵が探索に向かう予定と、密偵からの連絡があった。そこで特使は先に帝国側で見つけてしまおうとやってきたのだった。



「よぉ!」
「おお、ハドバルじゃねーか。久しぶりだなあ。」
「帝国軍に入ってくれたか。一緒に働けると思うと、うれしいぜ。」
「こっちもだ。あんたは命の恩人だからな。」

一所では怠け者の烙印を捺されている彼だが、ようやくやる気になったらしい。



遺跡にはどうやらストームクロークが先着していたらしい。

彼らの姿を確認した特使は小隊に不意打ちを命じた。
兵は散開し、要所に配置されたストームクローク兵の背後に忍び寄った。

初戦は静かに始まり、そして一瞬で終わった。



「不意打ちのおかげで上手く奴らを片付けることができたわ。これから遺跡内部に入るけど、おそらく奴らがいると思う。心しておきなさい。」
【2012/06/16 10:41 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
124 帝国軍に入隊する


「あの~。ちょっといいかな?」

テュリウス将軍とリッケ特使が激論を交わしている最中、間の抜けた声が帝国軍本部の作戦会議室に響いた。

「邪魔しないでよ!会議中なのよ。」
「いや~。『帝国軍に入りたかったら、ここに行け』って言われてきたからさ~。」
「ふっ。余程の大うつけか大器が来たようだな。」

ヒステリック女がリッケ特使、鷹揚に構えてるのがテュリウス将軍だな。
ヘルゲンで会ったのが遠い昔のようだ。

「了解。あなたの腕前を計らせてもらうわ。新たな駐留地として確保したい砦があるの。今は勝手に山賊共が住み着いているのだけれど、奴らを一掃してきてくれない?」
「ふ~ん。そんなんでいーのか。」
「そんなんとは何よ、そんなんとは。油断してると、足元掬われるわよ。」



どんなに油断したって、山賊如きに傷一つ付けられそうにないんだけどなあ。



はい、一丁上がり!



「嘘でしょ!?たった一日で砦を落したって言うの?」



「どうやら大器だったようだな。お前さんの入隊を歓迎するよ。」
「ま、給料分の働きはするつもりだから。」
「はっはっは。では大金を用意しておくとするか。まずは鍛冶屋に行ってくると良い。お前さんの為に装備一式を用立ててやろう。」



「おう、将軍から聞いてるぜ。俺様特製の最高級の一品だ。ありがたく受けとりな!」

そう言って渡されたのは、革製品だった。
げ・・・懐かしすぎるぜ。



とりあえず帝国兵らしく、皆と同じ格好しとくかー。
鍛冶屋のおやっさんにばれないように、後でこっそり改造しとこう。
【2012/06/14 22:22 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
123 プラウドスパイヤー邸


さて、ソリチュードで手に入れた家だ。
デカイ!・・・とにかくデカイ!

でも市場や店からは遠いなあ。
ちょっと不便かな。



そして、やっぱり従者がいたぜ。
しかも今回は女だ。なかなかカワイイし。
やったぜ!


え?エリシフ首長への恋はどうしたって?
ま、それはそれ。これはこれ・・ということで!
【2012/06/12 23:34 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
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