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【2025/05/01 07:56 】 |
132 心からの賛辞1


リフトにある帝国軍野営地へとやってきた。
『ここの指揮官の指示に従え』というのがテュリウス将軍からの命だが。



リッケ特使・・・また、あんたか。

「またとは何よ。またとは。優秀な指揮官の配下になれて、ありがたく思いなさい。」
「へいへい。」
「今回は調略をお願いしたいの。リフテンの執政アヌリエルは、盗賊ギルドと繋がっているという黒い噂があるわ。あなたにはその決定的証拠を掴んで、彼女をこちら側に引き込んでもらいたい。」

げ・・・そうだったの?拙僧、ギルド長なのに、全く知らなかった。
ん~あとでブリニョルフに事情は詳しく聞いておくとして、ギルドに不利益な事はしたくないし、今回はどうすべえ。





・・・と、とりあえずメイビンからの密書GET!

こんなもん残すなんてアヌリエルも阿呆だな。
メイビンもヤバイ手紙に名前なんて堂々と書くなよ。



「執政さんよ。ちょっと、この手紙のことで話が・・・。」
「しー!しー!ちょっと私と一緒に部屋まで来て。」



「従士さん。何、あんた今、帝国兵やってんの?密書なんて引っ張り出して・・もしかして私を強請るつもり?」
「馬鹿!拙僧はお前の為に言ってんの!こういうヤバイもんは箪笥の引き出しに入れておくんじゃなくて、さっさと燃やしちまえよ。」
「え?ええ、ごめんなさい。」
「それから取引相手のメイビンにも言っとけ。今度から証拠を残すようなやり方は控えろっ!って。・・・全くお前らを支える盗賊ギルドが浮かばれんぜ。」
「え?あんた何でギルドの肩を持つの。」
「あ~別にそんなこと、どうでもいいの!それより、あんた!まだこれから先もストームクロークの側に付く気か?」
「奴らが好きって訳じゃないけどね。正直内戦のおかげで、私の内職の儲けも目減りしてるし。」
「なら帝国側に鞍替えしちまえよ。ホワイトランやペイルの話は聞いてるだろう?もうストームクロークは落ち目だぜ。」
「帝国にも好意はないけど、いいわ。あんたが帝国に肩入れしてるんなら、私も乗っからせてもらうわ。」
「よっしゃ。ま、拙僧に味方する女を泣かせる真似はしないさ。」
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【2012/06/17 21:22 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
131 ダンスタッド砦の戦い


「敵の増援が来ない今がチャンスよ!ペイル地方の要であるダンスタッド砦を攻略するわ。」
「よし、拙僧が行こう。」
「お願いするわ。」



行くぞおおおおーー!!



突撃いいいい!!



つーか、守備兵弱すぎっ!しかも少なすぎっ!
そりゃ、増援が欲しくもなるわな。

要の砦がこの体たらくじゃ、敵軍もたかが知れてるな。



「はっはっは!それでもその砦は精鋭が守ってたんだ。よっぽど、お前さんには物足りなかったらしいが。」
「将軍、あれで本当に精鋭なのか?」
「ああ、そうさ。本当にお前さんには驚かされるな。いや、全く大した器だ。」
「そんな世辞はいいから、ギブ・ミー・マネー!」
「はっはっは。あくまでビジネスに徹するわけか。良かろう。だが傭兵気取りはここまでにして、軍の中核を担ってみてくれんか?」
「というと?」
「お前さんを軍事長官に任命する。無論、給料は倍以上だ。」
【2012/06/17 11:21 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
130 偽りの前線2


「おい、ちょっと止まれ!」

敵が伝令の中継点に使っている宿で張り込みを始めて間もなく、ストームクローク兵がやってくるのに気付いた。身軽な格好からして、伝令に違いない。



嘘ぉ!止まってくれた。
「止まれ!」って敵に言われて止まるなんて・・・こいつよっぽど腕に自信があるのか、お馬鹿さんってとこか。



どっちにしろ、拙僧相手に適うはずもあるまい。

敵伝令の書類GETだぜえええい!!



「よくやったわ。さすがね。」
「で、どんな情報だ。」
「敵の砦の守備部隊が増援を求めているわ。救援させては駄目ね。」
「どうする?」
「見当違いの方に兵を送らせましょう。後で砦の危機に気付いても、駆けつけるまでに相当時間がかかるわ。」



「・・・かくかくしかじかです。」
「よく報告してくれた。敵の網を掻い潜っての伝令に感謝する。」

拙僧は敵伝令から書状と共に奪い取ったストームクロークの甲冑を身につけて、ドーンスターに駐屯する敵部隊の将軍に偽の書状を届けるのに成功した。



「上手いわ。これで前線を一歩前に進ませることが出来る。ペイル地方を押さえるまでもう少しよ。」
【2012/06/17 10:43 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
129 偽りの前線1


「お呼びで?将軍。」
「ああ、お前ほど、優秀な人材を一般兵士と同様に扱っては宝の持ち腐れだ。だからこそ、特殊な任務についてもらう。」
「報酬が見合っていれば、拙僧に何ら異論はない。」
「よし、まずはペイルを手に入れるのが今回の作戦の目的だ。前線の基地にいるリッケ特使の指示に従ってくれ!」



ここが帝国軍のペイル野営地か。



「よく来てくれたわね。将軍から優秀な兵を一人寄越すと聞いていたけど、やはりあなただったわね。」
「ほう、拙僧の株も随分と上がっているようだな。」
「そりゃそうよ。あなたの目覚しい活躍が、我が軍に勢いをもたらしているわ。」
「では、これからも頑張らないとな。」
「期待してるわよ。ではさっそく指示を出すわ。」



今回の拙僧の任務は、ペイルに駐屯する敵に偽情報を掴ませることだ。

そこで敵の伝令がしばしば利用しているという宿屋にやってきた。
伝令がもたらす真の情報を入手し、改竄して偽の情報を流す為だ。
特使は、上手くこの宿の主人から情報を引き出せというが。



「よぉ、ご主人。景気はどうだい?」
「良い様に見えるかい?こんな僻地にそうそう客なんて来るもんかね。」
「誰もいないのか?」
「まあ、長逗留している御仁がいるけどね。宿代を3ヶ月先の分まで支払ってくれているんだ。おかげで経営はなんとかなってるよ。」
「へえ、何をやってる人?」
「さあね。本人は作家って名乗ってるけど、どうだかね。見た感じ、たまに湖畔に行ったり、ぶらぶら散歩したり、いかにも金持ちが道楽で悠々自適の生活を送ってるように見えるね。時々友人が訪ねてくるようだけどね。」


この地域を担当している伝令だな。この宿を中継点に使ってるようだな。
ここに張り込んで、敵の情報を押さえるとするか。
【2012/06/16 23:52 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
128 ホワイトランの戦い


ヒュ~



ドガーン!



ドガーン!ドガーン!



「よぉ!生き残れるといいな!」
「ハドバル!今は全力で戦うのみだ!」



「リッケ特使!今、着いたぞ!」
「待ってたわよ。あなたにはこのバリケードを死守してもらいたいの!一兵たりとも通さないで!」
「了解!」



「ハッハー!死にたい奴から前に出な!」



・・・ってああ!あっさりと突破されてしまったああ!



くっそおお!よくも拙僧の面目を潰してくれたなああ。
こうなったら、お前ら全員、拙僧の手で引導を下してやるわ!



ぐへえ!

「斬り込み隊長、討ち取ったりいいいーー!」



うぎゃああ!

「ストームクローク将軍、討ち取ったりいいいいーーー!!!」



戦いは終わった。
帝国&ホワイトラン連合軍の勝利だ!



「よお!お互い生き残れたようだな。」
「おお、ハドバル。あんたも無事だったか。良かった。」



「よくやってくれた!」
「首長。」
「今回の勝利で、ウルフリックの大義がいかに脆弱なものかが、スカイリム全土に知れ渡ったことだろう。」
「形勢はこちら側に一気に傾いただろうな。」
「だが、奴がそう簡単に諦めるとは思えん。これからもよろしく頼むぞ。お前はホワイトランの従士でもあるんだからな。」
「ああ、目に映る限りの人々の幸せは拙僧が守るさ。」
【2012/06/16 21:19 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
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