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【2025/04/30 16:53 】 |
147 アーニエルの企て1


「校長、いろいろ皆の悩みを解決しまくってるそうだな。」
「ああ。あんたも何か困っているのか?アーニエル?」
「まあ、な。」
「それって、ヤベーことか?」
「いや、そんなんじゃない。少なくとも俺はそうは思っていない。」
「じゃあ、何なんだ?」



「実は画期的な研究を進めててな。あんまり大っぴらにはしたくないんだ。」
「拙僧は良いのか?」
「校長は信頼できる。腕もいいしな。」
「そうか。なんかテレくさいな。」
「ドゥーマーのコグを探してきてくれないか?10個ばかしあると助かる。」
「・・・アーニエル。『コグ』って言いながら、ジャーナルには『歯車』って書くなよ。」
「ええっ!?」
「ドゥーマーの歯車って物も存在するんだからな。大多数の人はきっと間違えるぞ。」
「おおお。・・・よく気付いたな。」
「いや・・先にネットで下調べしていたからな。」
「は?」
「こっちの事だ。忘れろ。」
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【2012/06/30 20:39 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
146 ジェイ・ザルゴの実験2


「今、帰ったぞ~。」

拙僧は疲れきった体を引きずるようにして、大学に戻りジェイ・ザルゴの部屋へ倒れこむようにして入った。

「おお、ジェイ・ザルゴは感動している。無事戻ったようだな。」
「どこをどう見たら、無事に思えるんだよー。」
「で、どうだった?ジェイ・ザルゴの巻物の威力は?」

ジェイ・ザルゴは拙僧の叫びをスルーすることに決めたようだ。


「あれって威力は強いけどさ、抑制効かないから、周りの人間も巻き添えにしちゃって、危なっかしかったぜ。」
「ほう。威力は上がってたか。」
「依頼人と従者に何回炎を浴びせたことか。拙僧にも火傷が出来たしな。術者自身が被害食らうってどーよ?」
「ふむふむ。範囲は術者を中心にして2メートルといったところか。上出来だ。」
「全然上出来じゃねーよ!」
「そうか、あんたにまだ報酬を払ってなかったな。気付かなくてすまなかった。」
「そんなこと言ってんじゃねえって。」
「ほれ。・・・じゃーな。ジェイ・ザルゴは次の研究に忙しいんだ。用が済んだらさっさと部屋を出てくれ。」


全く会話が噛み合わね~。
ウインターホールド大学が好かれない理由が分かった気がするぞ。
【2012/06/27 21:46 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
145 アンスカの巻物


ジェイ・ザルゴによる『改良版・炎のマント』を試そうと、拙僧はハイゲートの遺跡へとやって来た。
すると入口付近で女性魔法使いが立ち往生しているのに出くわした。

「あら?ちょうどいい時に来たわね。この遺跡の奥に用があるんだけど、ドラウグルが多すぎて困ってたのよ。」
「同行して欲しいのか?」
「ええ、お願いするわ。この遺跡の主・ヴォクンが持つ巻物は私の家のルーツを解き明かしてくれるかもしれないの。」



「ヨシ!炎のマントの威力を確かめる良い機会だ!」



ぐわあああぁぁあああ!

はっはっは。敵がどんどん燃え崩れていくぞ。
すげえ威力だ!



あのねえ!

うわ・・・アンスカが怒ってるぞ。あれ?彼女、燃えてる。
あちゃ、拙僧のせいらしい。
この魔法は制御が十分に効かないんだ。
味方どころか拙僧自身も燃えてるぞ。

あちちちち!


本遺跡には通行の邪魔をするトラップも一杯あった。
このシーンで無事通り抜けるには・・・ほう、天井のマークが重要な手がかりだな。



足元のマークを天井のそれと同じ順番で、一つずつ変えていくと・・・



ほーら、階段の入口が開いた。



最奥の部屋で、とうとうヴォクンのお出ましだ。

・・・とは言え、あっさりと倒しちゃったけど。。



おお、これがアンスカの言っていた巻物だな。



「ほい。」
「ありがとう。あなた、頼りがいがあって素敵だわ。」
「独身だったら、今あんたを口説いてたかもな。」
「うふ、光栄ね。」
【2012/06/26 22:33 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
144 ジェイ・ザルゴの実験1


同期のジェイ・ザルゴはいつも自信満々で、向上心も人(猫?)一倍の魔法使いだ。
その彼があくなき探究心を満たす為、拙僧に『助けて欲しい』と泣きついてきた。

「ジェイ・ザルゴは新魔法の研究に忙しい。だから開発したての魔法を検証している時間がない。」
「それで拙僧に代わりに検証してくれ、と?」
「ああ、ジェイ・ザルゴはそう言おうとしていた。ジェイ・ザルゴは研究する。あんたが実践する。どうだ?いい考えだろう?」
「まあ、良かろう。新魔法とやらには興味があるしな。で、どうすればいい?」



「この巻物を持っていってくれ。」
「これは?」
「『炎のマント』をジェイ・ザルゴが改良したものだ。これの効果を確認して欲しい。特にアンデッドには効果覿面のはずだぞ。」
【2012/06/24 20:45 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
143 アフターショック


「校長・・・ちょっと耳に入れておいた方が良い話があるんです。」
「おおトルフディル。それそれ、そういうのを待ってたんだ。ここんとこ、変な依頼ばかりで・・ぐちぐち。」
「へ?」
「良いんだ、続けてくれ。」
「リフテンの首長から、今朝妙な連絡が来たんです。」
「どんな連絡だ?」
「統治区域の中に、妙な球体が現れたそうです。周囲には怪しげな物も飛び回っているとか。」
「それって・・。」
「はい。お察しの通り、マグナスの目の時と状況が似ています。おそらくはアンカノが干渉した時のエネルギーが完全に戻らずに、一部スカイリムに留まってしまったのではないかと私は考えています。」
「大変だ。そんなことになったら大学の責任問題にもなりかねんな。」
「そうなんですよ。マグナスの目の一件は、外部には漏れてないものの、我々校長一派の追い落としを狙うものがリークするかもしれません。」
「そんなことになったら、カワイイ女子大生を集めてウハウハ計画が頓挫してしまうじゃねーか!?」
「校長も所帯持ちになられても・・お好きですなあ。」
「はっはっは、ま、固いことゆーな。」



ここが例の場所か。
ほう、確かに妙な球体があるぞ。
・・・一般市民に被害が出る前に、早々に揉み消さねば。
こんな所で拙僧の野望を潰えさせてたまるか!



うおっ!何か出てきた!



どりゃっ!
・・・お、魔法剣が効くじゃねーか!



よっしゃ!一丁上がり!!



「ジョディス!後はそいつだけだ!」
「お任せ下さい!従士様!」



怪しげな異形のものを片付けると、妙な球体も消えた。
何かよくは分からんが、一件落着だな。



「おお、さすが校長!あっさりと事態を収拾しましたな。これで校長の権威も安泰ですな。」
「ああ、お前にもまだまだ甘い汁を吸わせてやれそうだ。」
「ははっ。不肖トルフディル、これから先も精一杯忠勤に励みまする。」
「はっはっは!」
「ははははは!」
【2012/06/24 18:18 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
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