「待ってたぞ。さっそく祭りの始まりだ。」
ジョーンとの約束どおりに日が暮れた後に、再び吟遊詩人大学へとやって来た。
「祭りは大学の前の広場で行われる。さっそく俺達も行こう!」
広場にはデカイ藁人形が設置してあった。
この街の名物行事らしく、いつのまにかソリチュード中の市民がわんさか見物にやってきていた。
学長のヴィアルモが高々と演説をぶった後、徐に人形に松明の火を近づけた。
人形が激しく燃え上がりだした。

人々の興奮もピークに達し、拍手喝采が沸き起こる。

正直なじめそうにないけど、皆が喜んでるならいーか。
「よくやってくれた。あんたの協力がなければ、今年の祭りは開催できなかっただろうな。」
「拙僧の入学を認めてくれるか?」
「もちろんだ。あんたは立派な吟遊詩人だ。本大学で大いに知性を磨くといい。」
こうして拙僧は吟遊詩人大学の一員となった。
女をオトすテクを磨くぜぃ!
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