「デカい・・(略)。」
今回の仕事はホワイトランでやるらしい。
ラッキー

拙僧にしてみれば、庭みたいなもんだ。
今回の依頼者『オルフリッド・バトル・ボーン』は旧友が酔った勢いで暴れた罪で投獄されて焦っていた。
実は旧友アーンはソリチュードでは重罪人らしく、ソリチュードからホワイトランに情報が伝われば、大変なことになるらしい。
依頼の内容は、すでに届いているであろうソリチュードからの情報を改竄し、ついでに監獄の受刑者記録も改竄してくれとのことだった。
つーか、拙僧ってばここじゃあ大概の場所に顔パスなんだよね~。

深夜に“首長の寝室”や”執政の執務室”に忍び込んでも、衛兵何にも言わないし。
カキカキカキ・・・。(アーンを適当に別の名前にして・・・と。)
おーおー。オルフリッドの懸念どおり、ソリチュードから手紙が届いてる。
あちゃー!まさにアーンのことが書かれてるわ。
カキカキカキ・・・。(適当に違う名前に変えとこう。)
「もう、大丈夫なはずだぜ。」
「よくやってくれた!この礼はとても返しきれそうにないな!どうだろう?今後ホワイトランでお前と盗賊ギルドの支援者になることを約束するというのは?。」
「ありがたい話だな。ま、上に報告してみるよ。」
そして、いつもの押し問答を繰り返し、拙僧の声望は高まったが、実際の報酬アップはなかった。
もしかして拙僧って、上手く使われてる?

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