「デカイ話が・・(略)・・。」
いつものようにデルビンに呼び出され、ソリチュードへ行くように指示された。
ソリチュードで待っていたのは、なんと従士のエリクール!
首長の信任を受けた地位も名誉もある人が、盗賊ギルドに何の用かいな。
まずはレッドウエーブ号に行き、麻薬を仕入れてこいだと。
船には難なく着いたが、売人がこっちの足元をみて、高値を吹っかけて来やがった。
ぼったくりがミエミエだったので、あさっての方向を見てる隙に財布をスリとってやった。
財布の中から、船倉の金庫の鍵が出てきた。
・・・怪しい。
船倉に潜って、金庫を開けてみると変なメモが出てきた。
メモによれば、ブツは別の金庫に入れて川に沈めているらしい。
ちょうどこの船の付近だそうな。
んじゃ、いっちょ潜ってみますかー!
おお、あった!
ブツGETだぜーい!
エリクールのおっさんに、「今度はデインティ・スロード号の船長の収納箱に入手したブツを忍び込ませてこい」と言われた。上から目線の物言いが少々癇に障るわ~。ま、依頼は受けるけどさ。
依頼人はターゲットに騙されたことがあり、その仕返しとして今回濡れ衣で監獄送りにしてやろうと画策したらしい。
こんな品行不方正な奴が従士でいいんだろか?
(かく言う拙僧もホワイトランとリフテンの従士でありながら、盗賊だったりするわけだが・・・。

)
「よくやってくれた!さすが盗賊ギルドだな。良かったら、この街にもギルドを構えないか?私が公私に渡ってサポートしてやろう。」
「ま、とりあえず上の連中に言ってみるわ。」
「・・・ってことになった。」
「でかした!これでまたギルドが益々繁栄するぞ!」
「拙僧の分け前を多めにしてくれよー。」
「ま、それはそれだわな。もっとがんばれや!」
ってことで、まだまだ取り分はペーペーの時と変わってない。
今や拙僧がギルド一の稼ぎ頭になってると思うんだけどなあ。

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