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【2024/04/19 04:58 】 |
166 静寂は破られた1


「決めたわ。あなたには夜母の言葉通り、ヴォルンルードへ行ってもらう。」
「拙僧の言う事を信用するのか?」
「正直あなたが本当に『聞こえし者』かどうかは分からない。でもあなたの人柄なら信頼してるわ。」



かくして拙僧はアストリッドの許可を得て、夜母のお告げに従い、ヴォルンルードへとやってきた。



遺跡の中に、血だらけの扉があるが、もしや依頼者はこの中か?



「ごめんくださ~い。闇の一党の者ですが。」
「おお!本当に来たな。待っていたぞ。」
「あんたが依頼者か?」
「いかにもそうだ。あの忌々しい黒き聖餐をやったかいがあったな。」
「早速、ビジネスの話に移ろうじゃないか。」
「ああ、そうだな。まず私が依頼する仕事は、とてつもない大仕事になると断っておこう。」
「どんな仕事が来たって、驚かないさ。」
「そうか。いろいろとプロセスを踏んでいく事になるが、最終目的は皇帝の命だ。」
「ええっ!」
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【2012/07/20 22:18 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
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