次の標的はファルクリースの首長シドゲイル・・・
・・・ではなく、彼の私兵にしてボディガードのヘルヴァルド。
もしかして、依頼者はシドゲイルに権力を奪われたも同然の前首長デンジェールかその一派?
ともかく大声を上げる前に一撃で倒しちゃいました。
次は最強の海賊の呼び声高い『レッドウエーブ号』のサフィア船長だ。
剣を持たせれば最強と人々はのたまうが・・・。
「あら、また来たの?闇の一党の人でしょ?私、今回が初めてじゃないのよ。ふふふ。」
おーおー。肝も座ってるぜ。
逆にこっちがびびったぐらいだ。
拙僧に斬りかかってきたサフィアに、拙僧の守護霊が即座に反応。
『伝説の女海賊 VS 伝説の盗賊』の死闘の行方や如何に・・・?
ま、実体のない幽霊が負ける筈ないか。
「おお、伝説の海賊長すらも始末に成功したか。」
「そんなに大したことなかったぜ。」
「お前のおかげで一党の権威も高まったというものだ。お前には報酬と最高の敬意を表する。」
「で、次の依頼は?」
「残念ながら、今のところはない。お前さんの遂行スピードが速すぎて、需要がなくなっちまった。皮肉な話だぜ。」
「そうか。アストリッドの作戦開始までの繋ぎにはなったかな。」
「全く、あんたの凄さには恐れ入るぜ。」
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