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  • 2018.07
073 思い出の夜4
イソルダの情報でモルブンスカーへとやってきた拙僧。
そこは死霊術使いの巣窟と化していた。



何度か死線を潜り抜け、奥へと辿り着くと、そこには不思議な球体があった。

何だ、これは?

指先で球体に軽く触れた途端、視界が真っ白に鳴った。



ここは一体・・・どこだ?



ん?誰かいるぞ。



てっ、てめえ!サムじゃねえか!?

「やあやあ。ようやく来たか。もう諦めかけていたぞ。」
「おい、これは一体どういうことだ?」
「どうもこうも・・・こういうことさ。」



サムはあっという間にデイドラの姿になった。

「サム・・・あんた何者だ?」
「俺の名はサングイン。」

サングインと言えば、酒・快楽・道楽・酒池肉林を司るデイドラの王子!?

「ああ、よく知っているようだな。」
「バカ騒ぎが好きなんだって!?」
「ははは・・。お前を巻き込んで悪かったな。ま、ちょっとした余興さ。」
「おかげで散々な目に遭ったんだぜ。」
「侘びとして、これやるよ。」

サングインが差し出したのは、一輪の薔薇。

「俺の特別製だ。重宝すると思うぜ。使いどころをよく考えるんだな。」
「ふん、礼なんか言うもんか。」
「はっはっは。お前は本当に面白い奴だ。気に入ったぜ。」



ん?ここは?
・・・バナード・メアか。

さっきまで、目の前でサングインが馬鹿笑いしていたのに、一瞬後には転移していた。

もう、何が何だか分からない。
理由も何もかも、一切聞く暇が与えられなかった。

分かったことは、サングインの気晴らしに付き合わされたこと。
それから、どうやら拙僧はサングインに気に入られたらしいこと。

手の中の一輪の薔薇が、そう拙僧に語りかけているようだった。
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【2012/05/01 15:34 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
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