盗賊の仲間割れの現場に出くわした。
集団で一人を取り込んでいるのだが、一人の方の強いこと強いこと!
あっという間に撃退して、逃げ去っていった。
・・とまでは良かったのだが、去り際に「仲間がおかしくなったの。とばっちりで私まで追われてるって訳。」なーんて、やたらと説明くさい台詞を残していくのが、気に障った。
拙僧にどーしろ、と?
最近、世話を焼くのが好きになっちゃった拙僧は、盗賊達の身ぐるみ剥ぎ(小遣い稼ぎ)を兼ねて、とりあえずアジトに侵入し、いろいろと調べてみることにした。
盗賊たちをまっ裸にしつつ、奥の部屋に辿り着いた拙僧は、置いてあった盗賊頭の日記を読んだ。
日記によれば、数ヶ月前に入った2人組の新人がとても役に立ったものの、うち1人の気が変になったため、粛清することにしたとか。それに気が付いたもう1人が逃亡を図って、今回の騒動になったらしい。
(ひでえ話。だけど仕方ないのかな。おバカな盗賊だもの。)
新人の部屋を覘いたら、やはり同様のことが書かれた日記やらメモやらが見つかった。
ただひとつ付け加えるなら、気が触れた方は、『蒼白の淑女』が追ってくると言って、24時間気が気でなく、眠ることもままならなかったらしい・・ことが分かった。
で、とうとう盗賊頭から先日遺跡で発見したという剣を奪い、遺跡内に戻しに行ったらしい。
剣さえ元に戻せば、蒼白の淑女は出なくなると、本人は信じているようだが・・。
それにしても、盗賊のアジトの真下にこんな遺跡があるなんて!
腐海の下に行ったナウシカのような気分ですな。
森やで、森があるで。自然はしっかり育ってまっせ。
騒ぎの張本人・ラジール君、発見!
残念ながら、一足遅く、蒼白の淑女にやられちゃったようっス。
さあて、ラジール君から剣をもらったし、伝説の女幽霊の面を拝ましてもらおうかい!
※『蒼白の淑女』は本にも載ってるスカイリム地方に伝わる逸話の一つ。夜な夜な子供を攫うとか、ナントカ。
体のシルエットはイイ線行ってるけど、肝心のフェイスが真っ白すぎて全く分から~~ん!!
興味の失せた拙僧は、そそくさと台座に剣を置いて、幽霊を異界送りしましたとさ。
めでたくなしめでたくなし。
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