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【2018/12/19 01:10 】 |
037 フォースウォーンの陰謀4


シルバーブラッド邸。街全体を見下ろせる高みに位置し、住人は、文字通り、ここから人々を支配してきた。



奥方は若く美人だった。
「主人とはお金が目当てで、結婚しましたの。全く後悔してませんわ。」
・・・そして腹黒だった。



「誰も通すなと言っておいたつもりだが・・。」
不満タラタラながら、シルバーブラッド家の現当主ソーナーは拙僧と相対した。

・・・その時、



悲鳴が聞こえたかと思うと、この家のメイドが奥方を刺しているところだった。
そして事を終えたメイドがソーナーにも襲い掛かった。

だが、ソーナーもさるもの。メイドの攻撃をさらりと交わし、なんなく手に持っていた食事用のナイフでメイドに止めを刺した。

「全てはフォースウォーンの為・・・。」
メイドの最期の言葉をソーナーは聞いていなかった。
「妻が死んでしまった!最愛の妻がいなくなった!もうたくさんだ。全てを終わりにする!出てってくれ!」

どうやらメイドの正体はフォースウォーンらしい。フォースウォーンのネポス老を死に追いやった拙僧と、原因を作ったソーナーへの復讐だろうか。

結果、悪はほぼ死に絶え、一人残ったソーナーは愛する妻を失い、絶望の淵に沈んだ。



拙僧は、全ての顛末を報告するべく、依頼者の男の下へと向かった。



「お前を逮捕しなきゃならんな。この男を殺した者として。」
「ついでにこれまでの殺人事件の罪も被ってもらおう。」
「さっさと手を引いておけば良かったものを。クックック。」


例のタロスの祠内で拙僧を待っているはずの依頼者は、血の滴る剣を持った衛兵達の足元で血の海に沈んでいた。


まさか、この街の衛兵がここまで腐敗していたとは・・・。

ソーナーの野郎、まだ懲りてなかったか。



拙僧は捕縛された。
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【2012/03/31 23:17 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
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