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「先輩!ここに日記らしきものがあります。」 ![]() 「誰のかしら?」 「・・・どうやら日記の持ち主はタチの悪い死霊術士のようですね。」 ![]() 「殺された夫を蘇らせようとしているのね。で、一切の邪魔を排除する為にドラウグルや他の魔法使い達を操っているんだわ。」 ![]() 「すさまじい執念を感じますね。」 「夫への愛がそれほど深かったんでしょうね。切ないわね。」 ![]() 「じゃ、引き返します?邪魔しない為に。」 「冗談!それとこれとは話が別よ。」 ![]() 「はいはい。」 ![]() 洞窟内は、ドラウグル達のみならず、様々な死のトラップが仕掛けられていたが、俺と先輩は協力して攻略していった。 そして、ついに俺達は洞窟の主・ル・アハの眼前に立っていた。 「ああ、なんてこと!夫は蘇る前に体を焼かれてしまった。これではもう復活できない。」 ![]() 「いや、俺達関係ないし。」 ![]() 「そうよ。来ていきなりそんなこと言われても困るわ。」 ![]() 「こうなったらヤケだ。すべての者を夫と同じ運命に遭わせてやる。」 ![]() 「何でそうなるの!」 ![]() 「落ち着いて、話を聞いて。っていうか深遠に辿りついて10秒でこの展開ってどうゆうことーーっ!!」 ![]() 激闘の末、俺達はル・アハ及び彼女が蘇らせた伝説の人物『フョリ』と『ホルゲール』を倒した。 「はあはあはあ・・・。」 ![]() 「こ、今回はさすがに無茶振りも良い所だったわね。」 「なんとか勝てて良かったですう。」 「・・・ありがとう。」 ![]() ![]() 「ひっ!」 ![]() 「ま、まだヤル気!?」 気が付けば、フョリとホルゲールの亡霊が俺達の傍に佇んでいた。 「・・いや。私達はただお礼を言いたいだけ。」 「望まざるも、奴に召還されて私達夫婦は無理やり働かされていた。あなた達のおかげでようやく安息の眠りが得られるわ。」 「お礼にこの剣を差し上げよう。」 「こ、これは?」 「『ゴーストブレイド』と言う。戦う相手の装備に関係なく、ダメージを与えることができるわ。」 「それは凄いわね。私が頂くわ。」 「え、そんな、先輩!」 「なによぉ。不満なわけ?魔法使いのカイトくんより、剣士の私が持ってた方が良いに決まってるじゃない。」 「そりゃそうですけど。」 ![]() 「はい、決まり!」 ![]() PR |
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