リバーウッドの住人は本当に良い人たちばかりだ。
ある日、俺は鍛冶屋のアルヴォアから鍛冶のイロハを教えてもらうことができた。
トントンカンカン
「おう、鉄のダガーができたか。じゃあ、今度は皮なめしをやってみな。」
野原で倒した狼の毛皮をなめしてみた。
なめした革を細工して・・・おお!皮の兜の完成だぜ。
アルヴォアからは、記念にダガーと兜をプレゼントしてもらった。
うれしい・・・けど、俺魔法使い系だから正直いらないや。
後でこっそり、お金に換金しとこう。
お礼と言っちゃ何だが、駄々をこねてアルヴォアを困らせていた娘さんのドルテの遊び相手を務めることにした。
「何して遊ぶ?」
「鬼ごっこ!」
「キャハハハーーー!」
「待て待てー!」
「ほーら、捕まえた♪」
「今度はおじさんが逃げる番よ!」
「おじさんって・・・。」
その日は、日が暮れるまでドルテと遊んだ。
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