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【2025/04/20 15:48 】 |
200 草の根分けても2


ヴェックスに教えられた通り、トルバルド洞窟へやってきた。
ここにバレンジアの王冠があるという。

まーたドワーフの遺跡かよ。
案の定、ファルメル出まくりだし。



無駄に広いし。



幽霊も出て、訳分からんし。
拙僧ってば、バレンジア伝説をよく知らんのよね~。
読めと言わんばかりに、全巻落ちてるけど、無視無視。



昔、ここで激闘でもあったのだろうか。
最奥の広場には遺骨が至る所に散らばっていた。



おお、その一隅にぽつんと落ちているのは、まさしく王冠!



王冠をGETした拙僧が、ふと振り返ると、騎士風の幽霊が現れていた。

幽霊は何をするでもなく、ただ佇んでいるだけ。
何故だ、何故そんな哀しい目をする?



拙僧はバレンジアに纏わる伝説を知らない。
だからここで何があったのかも良く知らない。

騎士の亡霊が何を訴えたいのかも伝わってこない。
すまない・・・。

だ・か・ら・



さっさと成仏せいや~!!!

ぐ、ぐおおおおおおおーーーー!

亡霊は絶叫とも言っても過言ではない雄たけびを上げて、あっけなく滅した。

ふん、いつまでも、じろじろ見やがって。うざいっての!

幽霊が滅した後には、エルフ装備一式が残ったので、ちゃっかり回収。
いやあ~儲かりまんな~。



「よくやってくれたね~。さすがは我らが長だ。頼りになるねえ。」
「ふんっ。こんな時だけヨイショしたって、何にもならんぞ。」
「これは盗賊ギルドの鑑みたいなもんさ。これからはギルドメンバー全員に恩恵が出るだろう。これで今後のギルドは安泰だよ。」
「ま、皆が喜んでくれるのならいいか。」
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【2012/08/13 22:05 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
199 草の根分けても1


拙僧は、ラットウエイに潜伏しているというエズバーン爺の下へ向かう前に、盗賊ギルドへとやってきた。
ついにある目的を果たしたからだ。

「ヴェックス!やっと集めたぞ。」
「本当かい!24個も!?全部!?」
「ああ、本当だ。」



拙僧は、先日のサルモール大使館から逃亡する際、地下道でバレンジアの石の24個目をとうとう見つけたのだった。

「あああ、うざかったアイテム欄もこれでようやくすっきりするぜ。で、これはどれほどの富を生むんだ?」
「い、いや富じゃないんだ。パワーなんだよ。」
「パワー?」
「そうだ。盗賊ギルドは、あんたの代になって過去最高の栄華を極めてる。だけど、パワーがなけりゃただのこそ泥の集団に過ぎない。もし、その石をバレンジアの王冠にすべて嵌め込むことができれば、盗賊ギルドの全員にとてつもない恩恵が齎されるんだ。」
「なんだよ、最初からそれが狙いか?」
「すまないねえ。長の力をみくびってたよ。まさか、あんたが石を全て集めきるなんてねえ。」
【2012/08/13 11:35 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
198 サルモールの暗殺者を始末せよ


「長ぁ!感謝するよ。サルモールの手から救ってくれて!」
「ええっと。」
「俺だよ。忘れたのかい?エズバーンとかいう爺さんの行方について、拷問されてた男だよ。」
「ああ、お前うちのもんだったのか?」
「ひでえなあ。末端の構成員の顔ぐらい覚えておけよ。・・・ところで、一緒に逃げたマルボーンって奴がどうも危ないらしいぜ。」
「どういうことだ?」
「暗殺者が追ってるって話だ。奴はウインドヘルムに逃げ込んで、そこで身動き取れなくなってるらしい。」



「よお!久しぶりだな。」
「・・・あんたか。けっ。こっちはあんたらのおかげで散々な目に遭ってるぜ。」
「暗殺者の件か?」
「知ってるんだな。ウインドヘルムの入口で妙なカジートがうろちょろしてやがるんだ。あいつの目を見て、俺はぞっとしたね。あれは俺を狙ってる目だ。間違いない。」
「分かった。拙僧が何とかしてやろう。」



拙僧はウインドヘルムの入口近くで屯しているカジートキャラバンに話しかけた。

「よお。ご無沙汰だな。」
「盗賊ギルドのお友達じゃないか?どうした?商品でも探してるのか?」
「いや、ちょっと人をな。最近妙なカジートがここら辺をうろちょろしてるって噂を聞いたんだが。」
「・・なら話は早い。ほら、そこにいる奴だ。別に仲間でもないくせに、俺らの近くで寝起きしやがるんだ。常に殺気立ってるし、訳が分からねえ。」
「情報サンキュー!」



拙僧は、少し離れた所にいるカジートの所へ行った。
なるほど。聞いてなければ、彼もまたキャラバンの一員に見える。
上手く溶け込んでいる訳だ。

「よお。マルボーンから伝言があるぜ。」
「へえ?何だい?」
「死んでくれってさ。」



「はっはー!そりゃ、気が合うなあ。俺も同じ事を思ってたんだ!」

そのカジートは瞬く間に、ナイフを抜き放った。



じゃ、そうゆうことで。



あばよ。




カジートの懐からは、マルボーンの暗殺指令書が出てきた。
やはり、彼はマルボーンの読みどおり、暗殺者だったようだ。
・・・良かった。間違いじゃなくて。



「もう大丈夫だ。暗殺者はいなくなった。」
「そうか。ありがとう!俺は今すぐ旅立つとするよ。・・・おおっとこれはお礼だ。長い年月をかけて、ちょこちょことサルモールから財をくすねてきたんだ。」
「・・・それで250Gか?泣けてくるなあ。」
「うっせーや。俺はこれからモロウインドへ行く。サルモールはダンマーとは折り合いが悪いからな。」
「気をつけていけよ。元気でな。」
「あんたもな。」
【2012/08/13 11:25 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
197 外交特権3


別棟に入ると、すぐ近くの部屋から大声で話している高官と情報屋の話が聞こえてきた。
どうもサルモールが探している爺さんがいて、彼の行方を知っているという囚人が現在、地下牢にいるらしい。
話が終わると、高官も情報屋も部屋を出て行った。

入れ替わりに忍び込んだ拙僧は、高官の事務机から調査報告書を入手した。



ふむふむ。どうやらサルモールもまた、ドラゴンに関することはよく分かっていないらしい。



地下では、すでに相当痛めつけられている様子の男が繋がれていた。
拙僧が来たのを、また尋問官がやって来たのとを勘違いして、命乞いをしている。

「お願いだ。助けてくれ。もう全部話したよ。」
「もう一度聞かせてくれ。」
「あんた等の探している爺さんは、おそらくリフテンにいるんだ。あんた等の言う条件と容姿が似ているからだ。」



近くにはサルモールが書きとめたであろう、例の爺さんに関する報告書が無造作に置いてあった。

その爺さんとやらは、エズバーンという名でデルフィンと同じくブレイズの生き残りらしい。
サルモールは、エズバーンがドラゴンに関する情報を握っていると考えているようだ。



エズバーンに関する報告書を読んでいると、マルボーンが連行されてきたので助けた。
内通していたのがバレたらしい。

「ふん、忌々しいことだ。一生サルモールに追い掛け回されるのかと思うと、気が沈むぜ。あんたの手助けをしたことに、それだけの価値があればいいんだがな。」



拙僧は囚人達と共に脱走することにした。
幸い、地下道を通れば、上に戻らずに逃げることが可能のようだ。



やった!外だ!自由だ!

地下道を抜けた瞬間、囚人たちは勝手にどこかへと走り去った。
くそお、恩知らずな奴らめ。拙僧に何の挨拶もなしかよ。



「何ですって!エズバーンが生きてる!とっくに死んでるのかと思ってた。」
「あんた同様、ブレイズらしいな。」
「私は戦闘担当。彼は・・生きる辞書ね。情報担当だったから、確かに彼ならドラゴンに関する知識を持ってても不思議じゃない。サルモールよりも先に見つけ出さなきゃ!」
【2012/08/12 22:16 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
196 外交特権2


「ようこそ、いらっしゃいました。スカイリムの高貴なるお客人。我々はあなたを歓迎します。」

大使館に入ると、さっそく館の主エレンウェンの出迎えを受けた。
うっ。いきなりの登場か。
簡単な挨拶だけして、さっさと離れるのがベターだろうな。
顔や声を記憶されたくないし、ボロを出したら大変だし。



拙僧が少し困惑していると、タイミング良く、バーテンダーが声をかけてくれた。

「いらっしゃいませ。お飲み物はいかがですか?」

良くみるとバーテンダーはマルボーンだった。
おそらく助け舟を出してくれたのだろう。

「マルボーン!主の私が話をしている最中に遮るとは、どういう了見ですか!?」
「・・・ああ、申し訳ございません。職務に夢中なあまりに、うっかりしておりました。どうぞお許しください。」
「今度やったら知りませんよ。」

拙僧は、エレンウェンとマルボーンが話している隙にこっそりとその場から離れた。



さらにタイミング良く、会場では騒ぎが持ち上がったようだ。
どうも酔った客の一人がウエイトレスに言い寄っているようだ。
ウエイトレスは迷惑そうにしていて、終いには悲鳴を上げだした。

途端に会場中の視線がそこに集まった。
エレンウェンも事を収めるべく、そちらへ向かった。

今がチャンス!



「ここは厨房だ。裏口からこっそりこの建物を出ろ。別棟に大使の執務室がある。情報があるとすれば、きっとそこだ。」
「分かった。」
「それから、あんたから預かっていた荷物一式を返しておく。幸運を!」
「助かったぜ。サンキューな。」



さあて、『盗賊ギルド』兼『闇の一党』の長の本領発揮といきますか!

こういう時は、黒い技術が役立つ。
どんな経験も決して無駄にはならないもんだねえ。
【2012/08/12 22:01 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
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