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【2025/04/20 13:42 】 |
205 待機する悪漢
拙僧は、アーンゲールからシャウトを習得することができると教えられてヴァルスムへとやって来た。



『ヨソ者は早々に立ち去れ!ここには危険なドラゴン・プリーストが眠っている。』
「去れと言われて、ホイホイ去るわけにもいかんのよ。拙僧には事情があるんでね。」
『ふむ。少しは気骨のある奴が来たようだな。協力を頼んでもいいか?』
「報酬次第だな。」
『期待は裏切らんよ。実はここで眠っているプリーストは復活を目論んでいる。このまま放置すると、どんどん力が高まり、凶悪な状態で復活を遂げるだろう。そうなったら、私でも抑えられない。』
「じゃーどうするんだ?」
『中途半端な状態で復活させて倒す・・・これに尽きる。』



『まずはここの地下迷宮に眠っている3つの容器を探し出してくれ。』



『プリーストの手下がウヨウヨしてるから気を付けろよ。』



あいよっと。



おっと。情報通り、シャウトをGET!
これで拙僧の用事は済んだけど。

・・・ま、ついでに悪漢退治もしていきますか。



「容器を3つとも見つけてきたぜ。」
『よくやった!ではそこの祭壇内に容器の中身を出してくれ。』
「赤いけど、これは何だ?」
『プリーストの血だ。そいつを使って、奴は力を取り戻す。』
「血を捧げて、奴にパワーを与えるわけか。それで復活したところを叩くと。」
『正直、危ない橋を渡ることになるが、放置するともっととんでもない事になる。』
「やるしかないわけか。」



ほーら、もう引き返せねーぞ、と。



後は、玉座に座って、復活を待つとしますか。
・・・よっこらしょ。



バリバリバリバリ!



ドガーン!

「とうとう出やがったな、クソ野郎!」
『俺の玉座に座るな。』

おーおー、怒ってる怒ってる。
でも逆上してると、隙だらけになるよーん。



ほい、一丁挙がり!



『よくやってくれた。これで俺も安心して眠りにつける。』
「その前に、報酬!報酬プリーズ!!」
『おお、すまんすまん。どれ、プリーストの付けている仮面をお前の物にするといい。実用的でもあるし、売ったら相当な額になるだろう。』
「ま、いいや。それで手を打つか。」


こうして拙僧はまた一つ、巨悪を叩き潰すのに貢献した。
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【2012/08/14 22:45 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
204 世界のノド


アーンゲールに事情を話したら、この山の頂上まで行けって言われた。
吹雪いてるし、面倒だなあ。



一応、アーンゲールに教えてもらった新シャウトのおかげで、吹雪を止めさせつつ進んだ。
もうシャウトって、何でもアリやね~。



「良く来たな、ドラゴンボーン。」
「嘘!グレイビアードのトップってドラゴンなんすか!?」



どうでもいいけど、このドラゴンの話が長え!
あ、星霜の書?持ってる持ってる。



結局、パーサナックスもアルドゥインを倒せるドラゴンレイド・シャウトは知らないらしい。
ただ星霜の書を使えば、それを学ぶチャンスがあるそうだ。

どーでもいいけど、今度にしよー。
今夜は眠くて仕方ない。(筆者も長話の途中に、ウトウトしてました。)
【2012/08/14 22:17 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
203 ブレイズの再建


うひょー
武器や防具等の備蓄が唸るほど用意されてるじゃねえか!



「デルフィン!ブレイズを再建したらどうだ?」
「そうは言っても逃亡生活で必死だったから伝手があまり・・。」
「人材だったら拙僧がいくらでも用意するさ。」



ってことで、手始めにホワイトラン在住のリディアを連れてきましたー!

「へえ。戦士か。見所ありそうじゃない。」
「よろしく。」



「ところで従士様。最近奥様と一緒にブリーズホームに引っ越されたそうですけど、もしかしてリディアがお邪魔虫になったから、ブレイズに推挙なさった訳じゃありませんよねえ?」

ぎくっ。
は、はははー・・そんなわけないじゃないか。
【2012/08/14 14:15 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
202 アルドゥインの壁


「久しぶりじゃのう。」
「ホント久しぶりね。」
「まったく変わっとらんな。良い形の乳といい、ぷりぷりの尻といい、とても五十過ぎの・・・。ぐへっ!」
「今度年齢のこと言ったら、殺すわよ。」
「・・・もう死にそうじゃわい。」



「エズバーン、あなたももう聞いたでしょ。彼が・・・。」
「ああ、最後の希望じゃ。」
「で、これからどうしたらいいの?あなたの知識が頼りなんだけど。」
「スカイ・ヘブン聖堂へ行くべきじゃな。そこに『アルドゥインの壁』がある。」
「ちょ、ちょっと待って。話が良く見えないんだけど、それがどうかしたの?」
「『アルドゥインの壁』はかの災厄とも言うべきドラゴンについて、ブレイズが調べられる限りを記した記録板じゃ。それを見れば、奴を倒す手段が分かるかもしれん。」
「分かったわ。じゃ、善は急げね。向こうで落ち合いましょ。」



「オーグナー。とうとうこの日が来たの。私はもう行かなくちゃならない。あなたにこの宿をあげるわ。」
「そうか、がんばれよ。」
「あなたもね。今までありがとう。」



「ここが、スカイ・ヘブン聖堂。」
「なんつーか、デカイな。」
「気を付けろ。先代のブレイズ達がどんな罠を仕掛けているか分からんぞ。」



手始めは絵並べね。
ドラゴンボーン印を揃えると・・・



はい、橋が開通~!
・・・って、拙僧を置いて先に行くなよ~。



「ん?こんな所で立ち止まって、どうした?」
「見て分からない?圧力板の罠よ。」
「ドラゴンボーン!出番じゃ!」
「・・・はいはい。」



最後にして唯一の希望なら、もうちっと拙僧を大切に扱ってくれよなー。
あ、ひょいひょいっと。



「そいつだー!その鎖を引けー!」
「そうしたら、きっと罠が解除されるわー!早くしなさいー!」
「・・・はいはい。」

がちゃっ



「よくやった!」
「その調子よ、ドラゴンボーン!」

だから、拙僧を置いて、先先進むなって!



おいおい、今度はいかつい門だな。



「ドラゴンボーン出番じゃ。」
「はいはい。」
「血だ、お主の血をこの足元の円盤上に垂らせ。」
「へーへー。」



「痛いの嫌だな~。」
「何を言うとる。早うせんかい!」
「わ~ったよ。耳元で喚くなって。」

えいっ!いちちち。



本当に開いた。
どういう仕組みなんだ?DNA解析装置とかあるのか?



「これだ・・・見ろ、すごい。全ての伝承が描かれている。」
「で、肝心のアルドゥインの倒し方はあるの?」
「待て。全てって言っただろう。ああ、ここだ。どうやらシャウトを使って倒すようだな。」



「シャウト?そんなすごいやつは、拙僧知らんぞ。」
「じゃあ、グレイビアードに聞いてみるしかないわね。」
「えー!?またあいつらの所に行くのかよ。」
「見た目も中身も変人だから、そう言いたくなる気持ちは分かるけど、がんばって!」




【2012/08/14 10:40 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
201 追い詰められたネズミ


「よお、ヴェケル。一杯くれねえか。」
「長か。久しぶりだなあ。またご活躍だったみたいじゃねーか。」
「何か皆にアゴで使われてるだけのような気がするよ。」
「はっはっは。気のせい。気のせい。」
「ところで、エズバーンとかいう爺さんを探してるんだが、知らないか?」
「何っ、長もか?」
「・・・誰か他にいるんだな?拙僧同様、エズバーンを探している奴が。」
「その通り。エルフだよ。素性を隠しちゃいるが、あれはきっとサルモールに関係していやがるな。」
「そうか、分かった。助かるぜ。」
「エズバーンという爺さんは、この先の地下に篭ってる。金をたんまり前払いでもらっててな。食事を定期的に運んでるんだ。気ぃ付けなよ、長。」
「ああ。」



「侵入者だ!始末しろ!」

ラットウェイ・ウォーレンズに入った途端、黒衣のエルフ達に襲い掛かられた。
いきなりかよ!



なめんな!

拙僧は、行く手を遮るサルモールの手先共を片っ端から片付けて、エズバーンの篭っているという部屋へと急いだ。



「エズバーン!さっさと出ろ!ここに追っ手が迫ってる!」
「・・・お主は誰じゃ?」
「デルフィンからの使いだ。ええっと確か合言葉は・・・」



拙僧がデルフィンから聞いた言葉を伝えると、ようやくエズバーンは扉を開けてくれた。
本当に用心深い奴。



「せっかく来てもらった所をなんじゃが、地上に出てもどうせ死ぬだけじゃ。それなら、いっそここでワシは死のうと思う。」
「なんで駄目だって決めるんだ。やってみなくちゃ分からないだろう?」
「分かるんじゃよ。世界を滅ぼすアルドゥインが復活した。しかし、唯一対抗し得るドラゴンボーンはここ数世紀、現われとらん。もうお終いなんじゃ。」
「拙僧がドラゴンボーンだと言ったら?」
「なんじゃと?」
「拙僧はドラゴンボーンだ!グレイビアードもデルフィンも認めている。」
「それはすごい!なら、話は別じゃ。ワシをさっさとデルフィンの下へ連れて行けい!」
「現金な奴。」
【2012/08/13 22:19 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
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