忍者ブログ
  • 2024.03
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 2024.05
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2024/04/19 00:48 】 |
呂王、中華を平定す

平原を陥落させた余勢を駆って、呂家軍と王連軍はそのまま南皮へと攻め込んだ。主君公孫瓉はいまだ平原に取り残されており、公孫瓉軍は防衛の体制が全く整っていない。


数人の将がそれぞれ迎撃の軍を出してくるが、各個撃破の餌食となるだけだった。あっと言う間に南皮は落ちた。


20都市を直轄する呂家軍は大勢力となり、とうとう呂燕は王に叙せられた。商人上がりの男がついに王侯の列に加わったのである。


これまで最強の槍隊と孫麗の智謀に頼りきりだった呂家軍は、ここにきて兵器開発に精を出すようになった。王連軍との技術交流が進んだおかげだ。



強みを増した呂家軍は北方の薊へと侵攻した。2台の兵器による波状攻撃、弩兵隊の昼夜を問わない攻撃により、薊はわずか10日で陥落した。


迎撃に出てきた公孫瓉は捕らえられたが、降伏を促す呂燕に対して捨て台詞を残して晋陽へと逃亡した。



公孫瓉の領土は晋陽を残すのみとなった。なお徹底抗戦を止めようとせず、最後まで戦おうとする彼だったが、あっけなく王連軍の猛攻に惨敗し、どこかへと落ち延びていった。

中華は王連と呂燕によって統一され、彼らによって支えられた漢朝は息を吹き返した。
王連は宰相として内政を取り仕切り、呂燕は呂家軍を率いて異民族の侵入から民を守り続けた。



第3シリーズ ー完ー

PR
【2014/01/18 23:34 】 | 三國志 | 有り難いご意見(0)
<<コードギアス 反逆のルルーシュ | ホーム | 策士・太公望の逆襲>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>