忍者ブログ
  • 2024.02
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • 2024.04
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2024/03/29 18:22 】 |
132 心からの賛辞1


リフトにある帝国軍野営地へとやってきた。
『ここの指揮官の指示に従え』というのがテュリウス将軍からの命だが。



リッケ特使・・・また、あんたか。

「またとは何よ。またとは。優秀な指揮官の配下になれて、ありがたく思いなさい。」
「へいへい。」
「今回は調略をお願いしたいの。リフテンの執政アヌリエルは、盗賊ギルドと繋がっているという黒い噂があるわ。あなたにはその決定的証拠を掴んで、彼女をこちら側に引き込んでもらいたい。」

げ・・・そうだったの?拙僧、ギルド長なのに、全く知らなかった。
ん~あとでブリニョルフに事情は詳しく聞いておくとして、ギルドに不利益な事はしたくないし、今回はどうすべえ。





・・・と、とりあえずメイビンからの密書GET!

こんなもん残すなんてアヌリエルも阿呆だな。
メイビンもヤバイ手紙に名前なんて堂々と書くなよ。



「執政さんよ。ちょっと、この手紙のことで話が・・・。」
「しー!しー!ちょっと私と一緒に部屋まで来て。」



「従士さん。何、あんた今、帝国兵やってんの?密書なんて引っ張り出して・・もしかして私を強請るつもり?」
「馬鹿!拙僧はお前の為に言ってんの!こういうヤバイもんは箪笥の引き出しに入れておくんじゃなくて、さっさと燃やしちまえよ。」
「え?ええ、ごめんなさい。」
「それから取引相手のメイビンにも言っとけ。今度から証拠を残すようなやり方は控えろっ!って。・・・全くお前らを支える盗賊ギルドが浮かばれんぜ。」
「え?あんた何でギルドの肩を持つの。」
「あ~別にそんなこと、どうでもいいの!それより、あんた!まだこれから先もストームクロークの側に付く気か?」
「奴らが好きって訳じゃないけどね。正直内戦のおかげで、私の内職の儲けも目減りしてるし。」
「なら帝国側に鞍替えしちまえよ。ホワイトランやペイルの話は聞いてるだろう?もうストームクロークは落ち目だぜ。」
「帝国にも好意はないけど、いいわ。あんたが帝国に肩入れしてるんなら、私も乗っからせてもらうわ。」
「よっしゃ。ま、拙僧に味方する女を泣かせる真似はしないさ。」
PR
【2012/06/17 21:22 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
<<133 心からの賛辞2 | ホーム | 131 ダンスタッド砦の戦い>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>