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【2024/03/30 00:12 】 |
125 尖った王冠1


「初任務よ。私の指揮下に入って!あるものを回収しに行くわよ。」

帝国軍への入隊早々、リッケ特使に呼ばれた拙僧は彼女の率いる小隊と共に探索任務に当たることになった。



探索場所は雪山にある遺跡。
ブツはスカイリム初代上級王の王冠だ。
由緒あるものだが、長いこと所在は不明になっているらしく、実在するかどうかも疑わしいとか。
しかし最近になって、ストームクロークがこの遺跡にあるとの情報を掴んだらしく、これから兵が探索に向かう予定と、密偵からの連絡があった。そこで特使は先に帝国側で見つけてしまおうとやってきたのだった。



「よぉ!」
「おお、ハドバルじゃねーか。久しぶりだなあ。」
「帝国軍に入ってくれたか。一緒に働けると思うと、うれしいぜ。」
「こっちもだ。あんたは命の恩人だからな。」

一所では怠け者の烙印を捺されている彼だが、ようやくやる気になったらしい。



遺跡にはどうやらストームクロークが先着していたらしい。

彼らの姿を確認した特使は小隊に不意打ちを命じた。
兵は散開し、要所に配置されたストームクローク兵の背後に忍び寄った。

初戦は静かに始まり、そして一瞬で終わった。



「不意打ちのおかげで上手く奴らを片付けることができたわ。これから遺跡内部に入るけど、おそらく奴らがいると思う。心しておきなさい。」
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【2012/06/16 10:41 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
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