「こ、これは・・・。」
祭壇にはまるで人を形どるように、いくつもの骨や内臓やらが並べられていた。
これは素人でも分かる、死霊術による死者の復活だ。
祭壇には犯人の日記が置かれていた。
それによると、やはり死者のパーツを集めて、誰か親しい人を蘇らせようとしているらしい。
ヴィオラに聞いてみると、やはり死霊術と聞いて思い浮かぶのはウーンファースのようだ。
鋭利な刃物がここにもあったか・・。
「なるほど、よく分かった。犯人はウーンファースだ。」
「いや、まだ決まったわけじゃ・・・」
「早速逮捕にかかろう。お前には協力を感謝する。礼金だ。取っておいてくれ!」
「これから連続殺人犯の逮捕に向かう。ついてこい!」
「観念しろ!ウーンファース!!この連続殺人鬼め。お前の悪事はとうにばれている。」
「待て!誤解だ。私はつい先ほども、犯人について星占いなどで調べていたところなんだぞ。」
「話はゆっくりと監獄で聞こう。ほら、衛兵!さっさと連行しろ。」
「くそっ!覚えておけよ、ヨルレイフめ!」
真犯人かどうか分からないけど、ウーンファースは囚われてしまいましたとさ。
・・・一先ず、ちゃんちゃん。
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