忍者ブログ
  • 2024.03
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 2024.05
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2024/04/27 01:16 】 |
075 緊急事態1


ある日、ホワイトランの町でブラブラ(かわいい女の子を物色)していると、
正門付近でむさくるしい男2人から話しかけられた。

「この辺でリガードの女を見かけなかったか?」
「いや、見たような。見てないような。人探しか?」
「ああ。逃亡者でな。わざわざ本国から探しに来てる。どんなことでもいいから、情報を入手したら連絡をくれないか?報酬は払う。」
「もうちょっと特徴はないのか?いくらなんでも範囲広すぎだろ。」
「カワイイ。」
「よし、それだけで十分だ!」



「この辺で美人のリガード娘っていったら、あんたしか思い浮かばないんだけど・・。」

バナード・メアで給仕をしているサーディアだ。
器量良しで愛想も良くので、この店の看板娘になっている。

「ちょっと上で、私の話を聞いてもらえるかしら?」
ちょっと困った顔をして、サーディアは拙僧を自室に招いた。



「あなた、奴らの手先?私を殺そうっての?殺られる前に殺ってやるわよ。」
自室で二人きりになると、サーディアは突然懐からナイフを取り出して、拙僧を睨み付けた。



「おいおい、落ち着けよ。別にあんたに危害を加えるつもりはねえよ。」
「奴らに私のことを報告するんでしょ?同じことよ。」
「分かった分かった。じゃあ、とにかくあんたの言い分も聞こう。どうするかはそれからだ。あんたも物騒なモン、しまいなよ。」

思ったより、ぶっ飛んでる娘だな。日頃の愛想の良さは、ただ単に猫を被ってただけか?
ちょっといいな~って思ってただけに、拙僧ちょっぴりがっくし。



「分かった。全てを話すわ。私は元ハンマーフェルの貴族なの。アルドメリ自治領に媚を売る政府のやり方を非難したら、国家反逆罪として密かに暗殺されそうになったのよ。あなたに接触してきた男達は、政府が雇った暗殺者ってわけ。だからスカイリムまで逃げてきて身を隠してたんだけど・・・。どうしても私を許せないのね。ここまで追っ手を寄越すなんて。」
「主義主張は理解するつもりはないけど、まあ殺し屋差し向けるのは一方的に過ぎるな。よし、拙僧はあんたの側につこう。」
「ありがとう!もちろん報酬は弾むわ。お金が良い?宝石?それとも・・?」
PR
【2012/05/02 10:16 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
<<076 緊急事態2 | ホーム | 074 囁きの扉>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>