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【2026/11/01 23:36 】 |
058 厳しい答え2


「ここはカルセルモ先生の研究所だ。入室許可は取ってあるか?」
「もちろんだ。」



いくらドワーフ研究の第一人者と言えども、所詮は人の子。
カルセルモ一世一代の恋愛をサポートした拙僧に頭が上がるはずもない。

四の五の言わず、研究室に入ることを許可させた。



「ん?なんじゃ、こりゃ?」

研究室内で見つけたバルブを回す度に、あちらこちらから悲鳴が聞こえた。
・・・なんかヤバイことしたかな?



ともあれ、誰の妨害を受けることなく、研究室の奥までやってくることができた。
途中、バルコニーに出たが、見晴らしが実に良かった。
マルカルスを一望できて、実にすがすがしいのだ。
(高所恐怖症の方にはお勧めできないが。)



「おお、これが解読に必要な手がかりか。」

カルセルモから先代の日記に書かれているのは、ファルメル語だと教えられた。
その解読に必要な石版が研究室の奥に置いてあるというから、ここまで来たのだ。

「この大きさじゃ、持って帰るのは不可能だな。」



あたりを見回した拙僧は、木炭と紙ロールが散乱しているのに気が付いた。
これを利用すれば・・・・。
・
・
・
よし、拓本の出来上がり!



拓本を持ち帰った拙僧をエンシルとカーリアが温かく迎えてくれた。

「よし、これで翻訳ができますぞ!」

さっそくエンシルは日記の翻訳を始めた。



「どうやらあ奴・・・殺害される随分前から、メルセルの忠誠に疑念を抱いていたようですな。」

日記には、メルセルによる様々な悪行が綴られているらしい。
その中にはカーリアを驚愕させるものもあった。

「ノクターナルの墓所荒らしですって!?」

ノクターナルと言えば、夜と闇を司るデイドラの王だ。別名は『夜の女王』だったか。

「それが、どうかしたのか?」
「どうもこうもないわよ。ノクターナルは我々盗賊の守り神よ。ギルド没落の最たる理由はこれだわ!」

ここ数年のギルドの不運続きは、どうやら神様の加護を受けられなくなったことにあるらしい。
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【2012/04/22 15:53 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
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