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058 厳しい答え2


「ここはカルセルモ先生の研究所だ。入室許可は取ってあるか?」
「もちろんだ。」



いくらドワーフ研究の第一人者と言えども、所詮は人の子。
カルセルモ一世一代の恋愛をサポートした拙僧に頭が上がるはずもない。

四の五の言わず、研究室に入ることを許可させた。



「ん?なんじゃ、こりゃ?」

研究室内で見つけたバルブを回す度に、あちらこちらから悲鳴が聞こえた。
・・・なんかヤバイことしたかな?



ともあれ、誰の妨害を受けることなく、研究室の奥までやってくることができた。
途中、バルコニーに出たが、見晴らしが実に良かった。
マルカルスを一望できて、実にすがすがしいのだ。
(高所恐怖症の方にはお勧めできないが。)



「おお、これが解読に必要な手がかりか。」

カルセルモから先代の日記に書かれているのは、ファルメル語だと教えられた。
その解読に必要な石版が研究室の奥に置いてあるというから、ここまで来たのだ。

「この大きさじゃ、持って帰るのは不可能だな。」



あたりを見回した拙僧は、木炭と紙ロールが散乱しているのに気が付いた。
これを利用すれば・・・・。



よし、拓本の出来上がり!



拓本を持ち帰った拙僧をエンシルとカーリアが温かく迎えてくれた。

「よし、これで翻訳ができますぞ!」

さっそくエンシルは日記の翻訳を始めた。



「どうやらあ奴・・・殺害される随分前から、メルセルの忠誠に疑念を抱いていたようですな。」

日記には、メルセルによる様々な悪行が綴られているらしい。
その中にはカーリアを驚愕させるものもあった。

「ノクターナルの墓所荒らしですって!?」

ノクターナルと言えば、夜と闇を司るデイドラの王だ。別名は『夜の女王』だったか。

「それが、どうかしたのか?」
「どうもこうもないわよ。ノクターナルは我々盗賊の守り神よ。ギルド没落の最たる理由はこれだわ!」

ここ数年のギルドの不運続きは、どうやら神様の加護を受けられなくなったことにあるらしい。
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【2012/04/22 15:53 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
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