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043 愛の書3


「分かってるなら、さっさと行きなさい。マーラはいつもあなたを見ていますよ!」

司祭に予想通りあしらわれて、新たな命により『グジュカールの記念碑』へとやって来た。


・・・うわ。今回は幽霊ッスか?



「夫の遺体がどうしても見つからないの。軍は敵に皆殺しにされたって聞いたのに。」
「戦いって確か百年も前の話だと思うけど・・・。」
「何言ってるの!このおびただしい死体の山が見えないっていうの!?」

ハイ、見えません。

ともかくマーラの声がするので、女幽霊さんは置いといて、導かれるままに移動してみた。



いたよ。

ってか、奥さん・・・全然見当違いの場所を探してるじゃん。
山一個分は離れてるぜ。



「明日、いよいよ戦闘なんで、ここで野営してるんだ。」

あれ?奥さんの話と微妙に噛み合わないような・・・。

「妻が?妻が来ているのか?」
「なんか、アンタを探してたけど。」
「はるばる遠い故郷から来たんだ。重大事に違いない!」
「ね?拙僧の話、聞いてる?」
「こっそり抜け出して、明け方までに戻れば問題ないだろう。明日は一大決戦だからな。さっさと行くぞ。」

・・あーあ、行っちゃったよ。旦那さん。



「あなた!」
「どうしたんだ?一体何があった?」
「あなたの軍が皆殺しになったって聞いて。居ても立っても居られなかったの!」
「何を言ってるんだ?戦闘は明日だぞ。」
「確かにあなたは今、私の目の前にいるわ。」
「そうだな。我々は一緒にいる。それが重要なんだ。」
「ああ、あなた・・・私幸せだわ。」
「俺も幸せだ。ハハハハハ
「ウフフフフ

二人の幽霊は笑いながら、天へと上っていった。




えー!展開について行けなーい!!


・・・その後、拙僧はようやく司祭に働きを認められて、マーラの加護を得られるようになった。
(一応)めでたしめでたし。



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【2012/04/04 00:06 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
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