ループものということで、不安もあったんだけど、ストーリーが良い。
なんかね、ぐいぐい来るんすよ。人間関係をいちいちやり直さなくちゃいけないし、一歩展開違えばこうも人の反応って変わるんだと、主人公ならずともちょい鬱入るんだけど、そこから上手くゴールに辿り付けた時の、『みんなハッピーになれて良かったね』感がたまらないっす。なんと言っても日常パートの平穏ぶりと、死に戻りが発生したときのギャップが物凄い。実は何気ない日常の中にも陰惨な事件に至るまでの数々の事情(伏線、解決の為の糸口)があったのだというのが、後々分かったりして唸らされる。何度もリスタートして、それがどんどん明らかにされていく展開が面白い。だからすべての問題を解決して、死の螺旋から抜け出したときはやっぱり爽快だなあ。
主人公がおちゃらけてるけど、裏では結構鬱入っててシリアスだったり、空回りしてる感があってイラついたり、一筋縄ではないところが逆に気に入ってます。メインヒロインのエミリアの柔らかい感じはもう抱きしめたくなるほどかわいいし、もう一人のレムの真摯に尽くされる感じもたまらないです。(ある展開では彼女に殺されたりしてたけど)やはり彼女たちのかわいさが、自分の中で当作品を高評価にしている一因なんだろうな~。否定できないな~。エミリアもレムも幸せになってくれ~!
主題歌はEDが良い。(STYX HELIX:あ、1stの方ね。)メロディ気に入ってたけど、ネット上の意訳を見て、英語の部分の歌詞を理解してさらに好きになりました。かなりの期間リピートして聞いてたと思う。脳内でサビの部分の反芻しまくりだし。なんか、もうストーリーにものすごくマッチしてるんよ。切なさやらもどかしさやら、まさにこの作品の為に作られた楽曲という感がぷんぷんしてる。
あまりに面白いので、小説家になろうを1から読みまくってます。
継続視聴中だけど、今のところ文句なしの高評価っす。最近は主人公がえらく株を落としてるけど、ここからここから。
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