「ほぅ、角笛を持ち帰ったか?」
「ああ。拙僧にかかれば、ちょちょいのちょいだぜ。」
「嘘付け、女に先を越されたくせに。」
「ちょっ、おまっ、何で知ってる?」
「フフ。」
ん?
んん?
・・ちっ、囲まれたか。
グレイビアードの一人と話に興じているうちに、いつのまにか拙僧は四方を囲まれていた。
うおっ!
ぐっ、ぐぅおおおーーー!
次々とグレイビアード達から衝撃波を食らわされる。
くっ・・立ってるだけで精一杯だ。
まずい。
・・と、思いきや1分たらずで衝撃波は止んだ。
え?
「すまなんだ、ドラゴンボーンよ。」
「へ?」
「すべてはお主を真のドラゴンボーンとして認めるための試練だったのだ。」
「ああ・・そういうオチ?」
こうして、拙僧は正真正銘のドラゴンボーンとしてグレイビアード達に認められた。
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