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【2024/04/27 02:12 】 |
146 ジェイ・ザルゴの実験2


「今、帰ったぞ~。」

拙僧は疲れきった体を引きずるようにして、大学に戻りジェイ・ザルゴの部屋へ倒れこむようにして入った。

「おお、ジェイ・ザルゴは感動している。無事戻ったようだな。」
「どこをどう見たら、無事に思えるんだよー。」
「で、どうだった?ジェイ・ザルゴの巻物の威力は?」

ジェイ・ザルゴは拙僧の叫びをスルーすることに決めたようだ。


「あれって威力は強いけどさ、抑制効かないから、周りの人間も巻き添えにしちゃって、危なっかしかったぜ。」
「ほう。威力は上がってたか。」
「依頼人と従者に何回炎を浴びせたことか。拙僧にも火傷が出来たしな。術者自身が被害食らうってどーよ?」
「ふむふむ。範囲は術者を中心にして2メートルといったところか。上出来だ。」
「全然上出来じゃねーよ!」
「そうか、あんたにまだ報酬を払ってなかったな。気付かなくてすまなかった。」
「そんなこと言ってんじゃねえって。」
「ほれ。・・・じゃーな。ジェイ・ザルゴは次の研究に忙しいんだ。用が済んだらさっさと部屋を出てくれ。」


全く会話が噛み合わね~。
ウインターホールド大学が好かれない理由が分かった気がするぞ。
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【2012/06/27 21:46 】 | 救世の旅 | 有り難いご意見(0)
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