ジェイ・ザルゴによる『改良版・炎のマント』を試そうと、拙僧はハイゲートの遺跡へとやって来た。

すると入口付近で女性魔法使いが立ち往生しているのに出くわした。
「あら?ちょうどいい時に来たわね。この遺跡の奥に用があるんだけど、ドラウグルが多すぎて困ってたのよ。」

「同行して欲しいのか?」

「ええ、お願いするわ。この遺跡の主・ヴォクンが持つ巻物は私の家のルーツを解き明かしてくれるかもしれないの。」
「ヨシ!炎のマントの威力を確かめる良い機会だ!」
ぐわあああぁぁあああ!
はっはっは。敵がどんどん燃え崩れていくぞ。

すげえ威力だ!
あのねえ!
うわ・・・アンスカが怒ってるぞ。あれ?彼女、燃えてる。

あちゃ、拙僧のせいらしい。
この魔法は制御が十分に効かないんだ。

味方どころか拙僧自身も燃えてるぞ。
あちちちち!
本遺跡には通行の邪魔をするトラップも一杯あった。
このシーンで無事通り抜けるには・・・ほう、天井のマークが重要な手がかりだな。
足元のマークを天井のそれと同じ順番で、一つずつ変えていくと・・・
ほーら、階段の入口が開いた。
最奥の部屋で、とうとうヴォクンのお出ましだ。
・・・とは言え、あっさりと倒しちゃったけど。。
おお、これがアンスカの言っていた巻物だな。
「ほい。」

「ありがとう。あなた、頼りがいがあって素敵だわ。」

「独身だったら、今あんたを口説いてたかもな。」

「うふ、光栄ね。」

PR