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許可は出たものの、やはり金は必要のことで、
拙僧はホワイトラン中の仕事を片っ端から引き受けることにした。
金になるなら何でもやった。 ![]() だが、なかなか金はたまらない・・ ![]() やむを得ず、拙僧はしばらく傭兵生活に身を置く事にした。 組織に属するのは苦手だが、家を買うための我慢だ。背に腹は変えられん。 ![]() PR |
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見つけた・・・。
金の爪を探しに訪れて、ついでにいわくありげな力を得た場所だった。 確かあそこで拾った石に何やら神秘的なものを感じたのだが、もしや。。。 ![]() 「おおっ!それだ。もう、採ってきたのか!?何て君は優秀なんだ。」 いや、まだアンタの前にずっといたけどさ。 それより、褒美!褒美!ほ・う・び・プリーズ ![]() 「ああ、もちろんだとも。君がその気なら、この街で物件を所有することを認めよう」 ![]() よっしゃあ! |
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「『ネトルベイン』を取ってこられるかしら?それができれば、キナレス教は再び栄えるのだけれど。」
リバーウッドから北にあるホワイトランの街に 絶世の美人が祭司を務める教会があると噂を聞きつけたのは数日前のことだった。 拙僧は宗教の枠を超えて交流を深めようと思い立ち、 従者のファエンダルを連れて早速ホワイトランにやって来たのだった。 だが、当の『ダニカ・ピュア・スプリング』は、自分の仕えるキナレス教の為ならば 手段を厭わないサディスティックな女性だった。 彼女の教会は、昨今、巡礼者がめっきりと減り、窮乏の極みにあるという。 それは教会の目の前にあるギルダーグリーンという樹の生気が失われ、みるみるうちに枯れ始めた事に由来するらしい。すなわち聖樹の尊厳さが失われたことを知った信者たちから、信心が薄れつつあるとのこと。 ギルダーグリーンを蘇らせるには、エルダーグリームの樹液が必要だが、 エルダーグリームの幹は頑丈でそこいらの武器ではまるで歯が立たないらしい。 そこで冒頭に戻るのだが、エルダーグリームを傷つけるには、 太古の時代から存在する伝説の武器『ネトルベイン』が唯一の手段。 だがネトルベインは、現在ハグレイブンとかいう怪物が所有しており、彼女がそう簡単に手に入れることはできない。困っていた時に、いかにも屈強そうな拙僧が訪ねてきたので、渡りに船と考えたというのが本音らしい。 美人だが、底意地の悪そうな女の頼みを聞いてやるつもりは毛頭なかったはずなのに、話しているうちに、いつしか一肌脱いでやろうという気になっていた。 「魔性の女って怖いな・・・。」 ファエンダルがポツリと呟いたが、無論拙僧の耳には入っていなかった。 怪物を倒して、ネトルベインを手にした拙僧に、『今度はエルダーグリームの聖域へ行って、樹液を採って来い』とダニカはこともなげに言った。 聖域への道程は長く厳しかった。 巨人は出るわ、温泉はあるわ、覗きだと追っかけ回されるわ(真実)、女が頭目を務める盗賊の塔で成敗ついでに役得に預かるわ・・・お供のファエンダルの視線がどんどん痛くなってきたが、気にしないことにした。 ようやく辿り着いた聖域は息を呑むほど、美しい光景だった。 北の極寒の大地にありながら、まるでシロディールのように青々とした自然が広がっていた。 そして、その中心には見たこともないような巨木が立っていた。 「キズツケルコト、ユルサナイ!」 「カエッテクレ!」 「ワレラハ、キをマモリタイダケ・・・。」 「オネガイ・・・カエッテ・・・。」 振り返ると、背後に数人(匹?)の木の精霊が佇んでいた。 モゴモゴと懇願をしてきている。 拙僧は彼らの目をじっと見た。 そして・・・ ”オラァ!!” 精霊だろうが何だろうが、拙僧の道に立ち塞がるものは、何人たりとも許さない。 増してや、今の拙僧には、帰りを待っていてくれる女(ダニカ)がいるのだ。 ダニカに樹液を持ち帰ると約束した以上、拙僧は何が何でも持ち帰る・・・。 その先に何があろうと!拙僧の行動が何を引き起こそうと!! 「あら、ありがとう。本当に持って帰ってこられるなんて思いもしなかったわ。」 「いや、あんたの為なら何だって拙僧はやるさ。」 「うれしいこと、言ってくれるじゃない。これかもよろしくね・・・フフ。」 女王様と下僕の関係がここに成立した。 |
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「え?もしかしてedajimaからのラブレター?・・・むちゃくちゃ、嬉しいんだけど
![]() 拙僧が手紙を渡そうとすると、何を勘違いしたのか、カミラが頬を赤らめた。 先日の一件以来、カミラとはムフフ ![]() 残念ながら、今回は彼女の期待したようなことではない。 「何だ。スヴェンからか。」 スヴェンというのは、拙僧が昨晩出会った飲み仲間だ。 吟遊詩人の彼は、いつも居酒屋で歌って小銭を稼いでいるらしい。 「え?『これをファエンダルからの手紙ってことで渡してくれ』って言われたの?サイテー! ![]() 実はスヴェンから、頼み事をされていたのだが、 カミラが絡んでるとあっては、拙僧も面白くないので、彼女にすべてをぶちまけてやった ![]() どうも手紙にはいろいろと破廉恥なことが書かれていたようだ。 拙僧が言うのも何だが、街一番の美人のカミラに横恋慕している男は多い。 特にスヴェンとファエンダルの二人が熱烈にモーションをかけているとの評判。。 無論、拙僧にぞっこんのカミラの反応は素っ気無い。 「ファエンダルに事実を伝えてあげて。彼、きっと感謝するわよ。」 チクる拙僧も拙僧だが、カミラは男二人を完全に手玉に取ってる。 ![]() ・・・身も蓋もない。 面白そうなので、弓の名手と評判のファエンダルに会いに行って、事実を告げた。 ファエンダルは、恋敵が株を下げたと知って、大喜び!! お礼にと、しばらく拙僧の従者となって、旅に同行してくれるとのこと。 ありがたいけど、カミラとの仲がバレたらどうしよう・・・ ![]() |
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無我夢中で二振りの剣を振り回していると、ラッキーなことに
大蜘蛛の急所にクリティカルヒット!! ![]() 呆気なくボスキャラ?を倒すことに成功した。 蜘蛛の糸で雁字搦めにされて捕まっていた山賊は 恩義を忘れて逃げ出しやがったが、 トラップに引っかかってあっさりと昇天した ![]() おかげで労せずして(一応、蜘蛛倒すのに頑張ったけど)、『金の爪』GETだぜええい! せっかく、こんな所まで遠出したんだからと、ついでに墓地の探索を続けることにした。 良く言えば『神秘の追求』、、、悪く言えば『墓荒らし』。。。 墓地のかなり奥の方まで来た時、滝つぼの上に祭壇という、 いかにも「ココに何かありますよ。」と言いたげなポイントを見つけた。 近寄って石版をしばらく眺めていると、急にどこからか声がして、 何か力のようなものが自分の中に注ぎ込まれた。 「そなたに力を授けよう。」 ・・・分かってます。感じました。 もらうモンもらって、意気揚々と外に出ると、辺りはすっかり真っ暗。 今夜も月がきれいだ。。(雲に隠れ気味だけど) 金の爪を持ち帰ると、雑貨屋の兄妹は大喜びだった。 特に妹のカミラは、やや不安げな兄を他所に拙僧にメロメロ状態 ![]() 「若くて素晴らしい体つきね ![]() 「素敵な旦那さまと出会って、新たな家族を作るのが私の夢よ ![]() 勿論、据え膳食わぬは男の恥というわけで・・・ ![]() この後のことはカミラの名誉の為に語らぬとしよう。。 |
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